パナソニック洗濯機分解クリーニング

昨年4月にも呼んでもらった藤岡市下栗須にお住いのN様。6月にも声を掛けてもらったのですが,行き違いがあり保留になっていました。

昨日,「予約状況を拝見させて頂いたら明日空きがあるみたいですが、明日の月曜日は可能でしょうか?急で申し訳ありません」。 いえいえ,空いているときは明日でも,(実は当日でも)条件が整えば対応いたします。休みと思って何か予定を入れているのでなければ,こちらとしてもありがたいです。

洗濯機はNA-F70PB8,パナソニック2015年製。内部構造はシンプルです。

NA-F70PB8,パナソニック2015年製

パルセーターは山が摘まみやすくて,道具無しで外せます。この裏側の様子から,洗濯槽クリーナーを使っていらっしゃることが分かります。パルセーターの回転で生まれる水流が強く当たるところはきれいに汚れが剥がれています。

パルセーターを外す

脱水槽を取り出すと,洗濯槽上部にはっきりしたリングが見えます。一部水色なのが分かるでしょうか。洗濯槽内のこげ茶部分のほとんどは柔軟剤の粘着物です。強力に貼りついていて,平野風呂洗いでブラッシングしても剥がれません。

洗濯槽

次に抜き出した脱水槽ですが,きれいに見える内側でさえ,部品を裏返すとこんな感じです。

脱水槽内側

脱水槽ですが,可能であれば細工してでも3分割します。ステンレス胴の上についているバランスリングを外すと,内側側面のパーツが外れます。底円盤を外すと,ステンレス胴と重なる部分にたまった汚れを洗い流すことが出来ます。

ステンレス胴と底円盤

底円盤は強度を保ちつつ軽量化するため(だと思うのですが),ハニカムあるいはセル構造になっていて,汚れをため込んでいます。高圧洗浄という手もあるのですが,飛散がひどいので,細かい手作業で落としていきます。この底円盤は他と比較して洗いやすい形状です。

底円盤

漂白除菌洗浄後

復元に入ります。ステンレス胴と底円盤,漂白除菌洗浄後。

お手入れ後のステンレス胴と底円盤

脱水槽内も安心です。

脱水槽内のパーツ

洗濯槽も真っ白になりました。

洗濯槽

Nさんが,分解中の写真を撮りたい,とおっしゃっていたので,分解が済んだ時と,復元に入る前にお呼びしました。「柔軟剤の量が多いと思います」とお伝えすると,「先回もそう言われました」…失礼しました。

20年4月に洗って,約1年半。定期的に分解クリーニングするのが正解なのかもしれないです。冷やしたお茶をいただいて撤収。N様,再度のご用命ありがとうございました。

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