リビング、浴室、脱衣所
剣崎町にお住いのS様はたびたび声をかけて下さいます。先月半ばのご注文。「2月26日(木)お願いしたいのですが、今回はリビング、浴室、脱衣場をお願いしたいのですが可能でしょうか?」。
ダイニングキッチンとリビングが一続きの広いフロアなので、初めて洗った時は、剥離洗浄だったこともあり、1日がかりでした。今回、浴室もということですので、リビングは3時間程度で仕上げる必要があります。その場合、塗ってあるワックスにできた傷が残るでしょうから、均一な光沢に仕上げるのは難しいです。
脱衣所とおっしゃるのは床のお掃除かなと思っていたら、洗面台の裏側が気になっているそうです。洗面台を移動してお掃除ができないでしょうか、とお尋ねでした。うーん、無理な気がします。
洗面台は大抵2分割で、水栓が付属したボウル部分と下の収納が床置きです。上の3面鏡と照明はセットになっていて、4本ぐらいのビスで壁に固定しています。ボウル奥が継ぎ目なしで高く立ち上がっていて、シャワー水栓やレバーコックを鏡のすぐ下に配置したものもありますが、基本的には上下2分割です。
新築時やリフォーム時に構造が分かると思いますが、洗面台を取り付ける前は床から2本の配管が立ち上がっていて、加えて排水用の塩ビパイプが口を開けています。これにかぶせるような形で洗面台の下半分が取り付けられ、水栓側配管に接続します。洗面台下を見ていただくと分かりますが、ぴったりの位置に穴をあけてかぶせてあるため、洗面台を動かす遊びはありません。厳密には1センチ程度の遊びがあるかもしれませんが、動かず前に鏡部分を壁から外す必要があります。ハードルが高いです。…できない理由を長々と失礼しました。
さて、短い時間でも床の仕上がりをよくするために、ポリッシャーを使うことにしました。磨き用と光沢復元用のパッドを貼り付け、ワックスの表面を磨き洗いすることで仕上がりを良くしようという目論みです。
まずは、ほかの部屋への移動が難しい什器備品の下を仕上げます。
リビング手前の廊下の歩行線が気になります。14インチのポリッシャーを使うほどではないので、サンダーで。パッドは大理石を磨く用途のものですが、光沢はほぼ変えずに汚れだけ磨き落としてくれました。
樹脂ワックスを塗って2時間半。早めに休憩に入って、午後はお部屋の復元から入り、脱衣所・浴室へ。
NaiSの浴室。床のステップには防水ポップアップ機能がありますが、機能復元には至らず、汚れを落とすのみ。
浴室換気扇はファンの詰まりを解消して、通気性アップ。
脱衣所の換気扇は、取り付け簡単をうたったこの型でした。
洗面台の裏とおっしゃっていたのは、洗面ボウル右手と壁の隙間でした。確かにホコリのようなものが詰まった感じに見えます。ここを白いシリコンでコーキングしてあることもありますが、カビで灰色になってしまうことが多いので、絶対の正解とは言えません。
樹脂製ヘラにクロスを巻き付けて差し込んだのですが、見た感じは「開通」しました。ここまでです。代替案として洗面ボウルを念入りに磨きました。洗面ボウルって磨くと魅力的な光沢が戻ります。毎朝、気持ちよく使ってもらえるのではないかと期待しています。
Sさんに確認してもらうと、脱衣所に入った途端、歓声を上げて喜んでくださいました。家庭用の洗剤では頑張っても落ちない汚れがなくなると、気持ちが明るくなりますよね。喜んでもらえて何よりです。
S様、毎度ありがとうございます。















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