事務所のエアコンがにおう

先月お電話でお問い合わせをいただいた,元島名町は株式会社G様の天井埋め込み型エアコン。型式などの具体的な情報はありませんでしたが,付加機能は無いということでお見積り,ご注文いただきました。

大きめな倉庫の半分が資材置き場,そして半分を事務所に造作してお使いの建物です。事務所には3台天井埋めがあり,そのうち1台を今回洗います。この1台だけ特にニオイが気になるのだそうです。エアコンの直下は事務机がつき合わせで並んでいるので,敷物を敷いてその上で作業させていただくことになりました。脚立作業なし。

対応してくださったOさんが,ブレーカの場所を教えて下さいます。天井埋めエアコンで,ブレーカの位置が明確なのは大変ありがたいです。特に増設や改築を経た建物では,意外なところに設置されていることがあり,ブレーカの位置が分からなければ,作業に取り掛かれないのです。

さて,天井埋めエアコンの型式は,たいていグリルを開かないと分かりません。今回のエアコンの外観と,グリル(フィルター付き吸い込み口パネル)を開けた状態。銀色のシールのどこかに目立つように英数字の型番があり,今回はAIU-AP714H,東芝製です。(ちなみに,化粧板(天井面のパネル)にも別個の型番があります。混同しないようご注意ください)。

エアコン外観型式情報

東芝は,家庭用の天井埋めも分かりやすかった記憶がありますが,今回もスムーズな分解でした。化粧板を外す段階からパラパラ落ちるものがあります。虫の死骸です。建物の屋根と,この天井面にはかなりのスペースがあるのでしょう。風も感じますし,小動物が付近にいたのかもしれません。

外した基盤やモーター類分解中に落ちる虫の死骸や砂

分解が済めば,ケルヒャーの高圧洗浄機と,最強のガンを使って洗います。うっかりしていて,洗浄を始めてから洗浄前を撮りました。

熱交換器洗浄後

外したパーツは,漂白洗浄。この様子を,Oさんもデジカメで記録していらっしゃいました。「撮ってもいいですか?」。当店の場合,こう尋ねられる場合が多いです。ご自由にどうぞ!お客様の持ち物です。お支払いいただいての作業ですので,遠慮なく撮ってください。

ファンやドレンパン洗浄後

ブレーカを指定してもらえたこと,分解が分かりやすいということ,作業動線が短かったことなど,好条件が重なり,2時間半で終了。大変順調でした。風速測定で,吸い込みは変わりましたが,吹き出しは同じ。今回はニオイがネックでしたから,その点は自信があります。

お支払いをいただいて撤収。このたびは当店へのご用命ありがとうございました。

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