富士通エアコンの分解クリーニング

先週お電話でご注文下さったのは,前橋市下小出町にお住いのK様。携帯に登録してある番号なので,一度伺ったことがあるはずです。エアコンクリーニングをお願いしたい,現状はカバーが外れた状態になっている,キャッチャーを固定するビスの部分で廻縁が割れているので様子を見てほしいと,と気になっていることがあるようです。

調べてみると先回のご注文が2011年6月だったので,ほぼ10年前だったんですね。その時に洗ったのは東芝でしたが,今回は富士通だそうです。AS-C22G-W,2017年製です。

きれいに整理整頓されたお部屋。その一番奥の壁面に,熱交換器が見える状態のエアコンが。部屋の角には外した部品。できるところまでやってみようと思ったけれども,奥の方の汚れを落とすのは無理だと思って電話を下さったそうです。

AS-C22G-W,富士通2017年製

化粧難など

お掃除ロボット付きの部品や構造を流用しているらしく,面倒な配線取り回しです。

基板内配線取り回し

これは基板を先に降ろして,この部分を熱交換器から外す作りでした。ファンモーターや風向き板を駆動するモーターは枠の中に納まったままドレンパンから外せます。

ドレンパンから独立した駆動系アセンブリ

熱交換器の洗浄前後ですが4枚。何を撮ったかというと,配管接続部の断熱と不織布処理です。不織布は折込んであるだけでしたので,いったん取り外して内部をテーピングの上,巻きなおしました。キャッチャーですが,左右どちらに移動させてもやはり亀裂が入りそうなこと,固定がしっかりできていること,2.2キロの室内機で9キログラムと軽いことなどを考え,このまま使ってもらうことにしました。

熱交換器

不織布を剥がす

密閉テーピング

不織布巻き直し

外れた下部ボディーは手元で洗ってリセット。

ファンと下部ボディ

漂白除菌洗浄後

乾燥と試運転を兼ねて暖房します。

試運転

Kさんがキレイになったと感激の面持ちで,「ここまでやってもらってを考えると安いです!」と高評価して下さいました。星三ついただきました!

K様,再び当店にご用命くださり,ありがとうございます。

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