パナソニック汎用エアコン

10年ほど前に来てもらったことがあるというI様から、お問い合わせががありました。「エアコンクリーニングを1台、お願いしたいと思っています。御社スケジュールを確認しましたが、5/31(水)AMまたは、5/29AMのご都合は如何でしょうか。エアコンは、PanasonicのCS-562CF2-Wで、設置場所は1Fのリビングです。10年程前に1度、同じ場所に設置してあった、ダイキンのエアコンをお願いしたことがあります。今回は、その後に買い換えたエアコンです」。

調べてみると、2009年7月に伺っています。ダイキンのサービスに温度センサー部分を交換してもらい、「クリーニングすれば良く効くようになりますよ」と言われて、当店に声を掛けてもらった、という流れでした。その時撮った写真を見ると、ファンをつけたまま洗っています。当然洗浄廃水はファンの汚れも含んでいるので、ドロドロヘドロ状態です。そんな洗い方でしたが、風量が改善して冷房が良く効くようになったと喜んでもらいました。

それから3年ほど使って、パナソニックに替えたのだそうです。「付加機能の付かない、シンプルなのがいい」という僕の意見を取り入れて下さり、5.6キロの高能力汎用のエアコンにしてくださいました。電気店に行くと、2.2キロの汎用は見かけますが、それ以上になるとお掃除機能付きしかないことが多いですね。でもメーカーサイトを見るとわかりますが、各社とも5.6キロまでは汎用機を出しています。

さて、I様がエアコン下のテレビを移動、カーテンも片側に寄せて待っていてくださいました。ご協力ありがとうございます。

上下風向き板が、運転開始で開くのですが閉まりません。羽にはしっかりテンションが掛かっているので、モーターが壊れているわけではないようですが、開閉動作がその時によって違うんだそうです。

CS-562CF2-W、パナソニック2012年製

パナソニックは、ドレンパンとファンが外れるので、通常は壁側のボディを残したまま洗います。ですが、ファンから飛び散った汚れと、熱交換器に発生したカビが進行していて、壁側ボディーを外したほうがいいかも、というレベルになっていました。丈夫な壁紙クロス壁面で、左下への隠蔽配管という設置でその気になりました。やっぱり外して良かったです。熱交換器から、小さな黒いカスが、いつまでも流れ出る感じでした。

熱交換器1次側

熱交換器2次側

1次側高圧洗浄後

2次側高圧洗浄後

これが普段は壁に残したまま洗う壁側ボディです。

壁側ボディ

漂白除菌洗浄後

ファンとドレンパンを外せば、漂白剤を使って手元でしっかり洗い流せます。

ファンとドレンパン

漂白除菌洗浄後

すべて復元して試運転。ファンの風切り音がシャープになったと思います。残念ながら上下数向板は、開くけど閉まりませんでした。

試運転中

1時間から1時間半と見積もっていましたが、2時間。お待たせしました。これで今シーズンは安心快適に使ってもらえるでしょう。I様、再び声を掛けてくださってありがとうございました。

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