パナソニックエアコンクリーニング

先月末にメールでお問い合わせくださった棟高町にお住いのO様。エアコンの型式と,ご希望の日程を2つ挙げて下さいました。こちらからのお返事も具体的にできます。

その後,写真も送って下さったので,右側が壁に近いものの,クリーニング可能と判断できました。

oさんは室外機のクリーニングのことも検討されていたのですが,当店ではほとんど不要と判断しています。例えば犬や猫の毛,あるいは洗濯物の綿ぼこりで室外機の裏側が目詰まりしているというような場合,手袋をして熱交換器のフィンに張り付いたものを刷毛などで払い落とせば大丈夫です。あまり強くこすると熱交換器を曲げてしまうのでそっと作業します。

それ以外,例えば藻やカビで熱交換器が目詰まりしているという場合は,室内機と同じような方法で高圧洗浄すれば効率が良くなります。

見せてもらったところ,oさんのお宅の室外機の熱交換器はきれいでした。洗う必要なありません。もっとも,oさんが気になっていたのは室外機の天板で,4週間に一度,ダスキンモップ交換時に汚れを拭き取るようにしていたそうです。新しかったころのように汚れが取れなくなって気になる,とのこと。室内機洗浄でつけ置きの時間に,わずかに残ったピアの希釈液とトレピカで汚れは落ちました。車用のワックスをかけると,いくらか汚れ防止になるのではと思います。

室内機はリビング設置のCS-560CV2-W,パナソニック2010年製。フィルターお掃除機能付きの化粧板を使っているため,内部にフレーム構造があります。

CS-560CV2-Wの外観

接地線は残すとのことでしたので復元しました。僕は,エアコンの設置をする方に,余分な工事をしてほしくないと考えています。この写真で,電源コードに内蔵されている緑の電線は室内機基板部分で末端加工されてビス止めされています。コンセントの接地端子から配線されたIV線(白)も同じ場所に固定されています。

無駄な配線

話がそれました。お掃除ロボットのフレームがカビるのと同じように,フレーム内部は汚れます。

フィルター用のフレーム漂白除菌洗浄後

熱交換器と壁側ボディ。送風カーブにはお手入れの跡があります。モーター駆動の左右羽があるので大変だったと思います。Oさんも写真を撮っていらっしゃいます。ご主人に見せるそうです。

洗浄廃水も見せてほしいということでしたので,お見せしました。ですが,ファンを外して洗うので,思ったほど黒くないんです。

熱交換器と壁側ボディ高圧洗浄後

ファンとドレンパン。ドレンパンにはエアコンスプレーによるものと思われる色抜けがありました。がんばってお掃除をされた様子が目に浮かびます。

ファンとドレンパン漂白除菌洗浄後

今日もあまり温度が上がらずに助かりました。右が壁に近いため,多少時間を取られましたが,2時間で終了。冷やしたお茶を頂戴し,お見送りいただいて撤収。O様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。

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