高圧洗浄機、ガングリップ
当店がエアコンクリーニングで使っている高圧洗浄機はマキタMHW710です。残念ながら廃番です。約20年前に購入して、目立った不具合はなかったのですが、この数か月、高圧ポンプ部分から少量の油が漏れるようになりました。20年不具合がないという信頼性は大きなメリットです。(ケルヒャーのK2サイレントを2台使ってみたのですが、当店の使い方では2台とも2年もちませんでした)。
デメリットとしては、①動作音が大きいこと。②吐水ホース以外に、エア抜きホース、余水ホースをつなぐ必要があり、セットに手がかかることが挙げられます。ただ、エア抜きバルブがあり、余水ホースがあることで、始動時と、オンオフ時のポンプへの負担が少なく、長持ちするのではないかと考えています。
そんなわけで、あと20年使えることを期待してMHW710を再び購入しました。Amazonで1台だけ売っていた中古品(未使用、箱汚れ)です。2代目MHW710。
これを、タックルボックスに納まるように、化粧板を剥がしました。初代を載せていた合板の土台に移植。
底面化粧板から、スイッチ部分を削りだして、ACコードもやや強引に固定。
「今でしょ!」という感じでこの数年の課題に取り組みました。給水ホースを常時2本つなぐための分岐。Amazonで5,000円ほどの買い物。実際には、合わない部品を取寄せて無駄にしました。特に①にたどり着くのに3日かかりました。これがないと試すこともできないので歯がゆい気持ちでした。その分成功したときは気持ちよかったです。
①呼び20から13へ変換
②呼び13(G1/2)2分岐
③ナットつきフレキ用エルボ
④蛇口ニップル
このバルブは180度回転で上下が切り替わります。上下を迷わないように墨を入れました。これで洗剤のバケツ、お湯の入ったバケツからの吸水を簡単に切り替えられるようになりました。
既存との比較です。これまでは呼び径20にワンタッチ用の蛇口ニップルを装着していました。給水ホースは1系統で、ホースを洗剤、お湯のバケツに入れ替えて使っていました。
さて、高圧ホースのガングリップ付近ですが、角材削りだし1/4両側メスが美しくないと思っていました。
ランスの先端部でも使っている円筒形のエルボに変更しました。残念ながら両端がオスメスのため、メスメスをはさむ必要がありますが、グリップ代わりになりそうです。
それと、360可変ノズルのランスが重すぎて使いにくかったのでステンレス製100ミリのベントタイプに変更。以前買ったランスは肉厚で重かったのですが、今回届いたものは素材表面が鏡面で薄肉で軽いです。きれいなランスなのでパイプレンチを使うのが忍びなく、ノズルの取り付け角度がひねくれているのはご愛敬。
エアコンクリーニングに使う洗浄機としては大変うるさいものなのですが、信頼性重視、水圧・水量に余裕のあるマキタMHW710を今後も大事な相棒として使って行こうと思っています。
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