緊急エアコンクリーニング

先日もお世話になったN様からです。昨日15時過ぎ、「実家のエアコンがひどいことになっていて、明日にでもお願いできないでしょうか?」。お掃除機能付き他1台ということで、1人だとちょっと厳しいです。弟にも声を掛け、2人で行けることになったので「伺います」とお返事しました。直近の空きを埋めてもらってありがたいです。

お母様に対応していただきました。お母さまがおっしゃるには、Nさんが手の届くところを掃除してくれたそうなんですが、「これは専門家にやってもらわないと。このままじゃ体に悪い」って手配してくれたんだそうです。リビングにパナソニックのお掃除機能付き、もう一つは備え付けだったという三菱電機霧ヶ峰。リビングから始めてほしいということでしたので、取り掛かります。CS-500CRX2-W、パナソニック2010年あるいは2011年製。この分も直前まで動いていましたし、他のお部屋のエアコンも動かして下さったので涼しい環境での作業でした。ありがたいです。

CS-500CXR2-W

通常お掃除ノズルは右常駐なんですが、この分は左で、その代わり普段は左にある換気扇ケースやナノイー発生装置が右に来ています。ということで配線経路が大渋滞。上から3系統、右下から4系統、左下から7系統だったっけ(汗。制御基板の箱は下にある1個のビスで留めてありますが、左手のフックと、上部奥の位置決めにピタッと納めなければいけません。ですので基板右側の狭い空間を立ちあがる配線の数々は、流れるようにここまで導いてやらなければいけません。

基板までの配線経路

復元中、これは戻るのだろうか?と思う配線の束。

これを復元します

脱線しました。お掃除ロボットの内側、カビは少ないですが、もろもろ外して漂白除菌洗浄。

お掃除ロボット

漂白除菌洗浄後

熱交換器と壁側ボディ。ボディー内部、奥までお手入れの跡があります。

熱交換器と壁側ボディ

高圧洗浄後

このファンは衝撃的です。今どきのエアコンは、ファンから汚れます。ですのでナノイーをエアコン内で発生させても、このファンが送り出す風はカビ菌>…(ナノイーと読めないぐらい小さいフォント)になるだろうと思います。お手入れ前後をお母様に確認していただいたのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。

ファンとドレンパン

ごめんなさい

作業自体の流れはスムーズだったのですが、やはり配線の復元に時間がかかり、1台で3時間でした。お昼休憩をもらって午後は霧ヶ峰です。MSZ-220Y-W、三菱電機2000年製。

MSZ-220Y-W、三菱電機2000年製

使用頻度は低いそうですが、さすがに20年使うと、こんなところもカビてきます。

化粧板内側

漂白除菌洗浄後

熱交換器は1枚物。ボディ内はうっすらとした汚れですが、洗剤の力に加えてアジテーションが必要でした。

熱交換器と壁側ボディ

高圧洗浄後

黒いので目立たなかったのですが、寄ると見えてきます。

送風ファン

漂白除菌洗浄後

ドレンパンもしっかりリセットして組み直します。

ファンとドレンパン

「大変な作業なんですね」とお母様。いえいえ、涼しい部屋でエアコンクリーニング出来てありがたかったです。ということで約4時間の作業。N様毎度ありがとうございます。

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