パナソニック2010年製お掃除エアコン

八千代町のO様からメールでお問い合わせをもらったのが先月21日でした。パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-710CXR-Wの洗浄の見積りです。

次の朝早速お返事をしたのですが,届かなかったようで,しばらくしてからお電話をもらいました。AUで使われているiPhoneは,当方のメールをはじく確率が大きい気がしています。ただ,同じサーバーからなのに,自動返信メールは届いたそうです。

最初のメールでは6月末を希望されていたのですが,HPの文章を読んで,冷房シーズンに入る前の本日に予約してくださいました。すでに作業中は暑く感じたので,前倒しにしてもらって良かったです。

ルーバーを開いて奥を見たら結構汚れていて,手の届く範囲でお掃除したけれどもファンはお手上げだったとのこと。ワンちゃんがいて,夏に長時間弱冷房をすると,ファンから汚れて,周りに飛び散る症状が出ます。フィルターは自動でお掃除されても,ファンの汚れは防げないものです。

ただ,先日のお宅でもそうだったのですが,カビが発生するのは冷房を止めて温かい室温にさらされる時です。全く止めずに運転していると,いくらか汚れが控えめです。冷房を中断するとしたら,いかに内部を乾燥させるかです。乾燥させればカビの発生を抑制できます。

さて,今回の室内機CS-710CXR2-W,パナソニック2010年製の外観と基板の様子。室内機は短く左横に露出配管で設置されていました。右側はカーテンポールの左端が化粧板を押すぐらい接していました。基盤は右寄り,左向きプラグです。壁が接していたら極端に分解が難しいです。分解のために基板から抜く必要のあるプラグは12本でした。2か所空ソケットあり。

CS-710CXR2-W基盤と配線

左横に配管が抜けているということは,冷媒用2本,換気ダクト,ごついFケーブルが室内機の下を通っているということです。ACプラグも丈夫なものが使われています。長く出すぎている気がしたので,組み戻すときに,長さ調整しようとしましたが,空きスペースがありませんでした。

熱交換器と壁側ボディーです。汚れている場所が偏っています。熱交換器左側が汚れているのはお掃除ロボットのノズルの停止位置です。内部が乾きにくくて,そこだけカビが濃くなるということでしょう。その1枚と,洗浄前後の3枚。

熱交換器と壁側ボディー内部送風カーブ洗浄後

外したパーツですが,お掃除ロボットの裏側はまだカビが出ていませんでした。そういう意味では比較的軽症です。それでもOさんは驚いていらっしゃいました。

ファンとドレンパン漂白除菌後のファンとドレンパン

洗ってきれいになった時に,Oさんが写真を撮り,洗う前を撮っておけば良かったとおっしゃいます。安心してください。撮ってありますよ。どうぞご主人とご覧ください。

ファンのビス止めを忘れていたことでちょっと後戻り,お掃除ダクト抑えのパーツの収まりで後戻り,3時間半超になってしまいました。配線の納めは一発で決められました。Oさんにもお話したのですが,一番汚れるリビングにはぜひ,安いエアコンを。富士通ならなお良いです。必ず分解クリーニングが必要になりますので,分解しやすく洗いやすいエアコンをお買い求めください。

O様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。のどが渇いたので,飲み物のお気遣いもありがたかったです。

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