たくあんを漬けたというだけですが

毎年伺うT様のお宅でいただいたたくあんがおいしくて,渋川の八百屋さんだと教わって毎年通っています。干し大根はどこでも手に入るのですが,いい干し大根と,漬け用の糠が欲しくて通っています。

このあたりでは干し大根を一束10キロで売っています。高崎の十文字はブランドで,びっくりする値段で売っています。多分4千円から5千円が相場です。実際大変な重労働で作られる農産物で,干し方で出来上がりが違うんです。

月曜日に渋川に行くことになっていたので,予約の電話を入れました。「40キロお願いします」。「いいのが買えるかわからないから,揃わなかったら電話します」とのお返事で,その後「今日はダメでした」(涙。

昨日,「先日電話した清水ですが,明日買いに行きたいので40キロお願いします」。やはり「いいのがあるかわからないので,明日連絡しますね」。

10時ごろ明るい声で電話がありました。「いいのが入りました!」。ここで値段は聞きません。八百屋さんが言わないのだから,出たとこ勝負,時価で買います(笑。

11時ごろお店に着くと,前のお客さんが車を出すところ。ドライブスルー状態です。八百屋さんが笑顔で,このあたりがいいですね,と太めの4束を車に積んでくれます。

「いやあ,毎日行っていても,こっちの方みたいな細いのしか出ていなかったんですが,今日やっといいのが入りました。生産者がみんな90代なんですよ。あと5年したらたぶんでなくなりますよね…」。今年は柿が不作でした。いつも糠には柿の皮が入っていたそうですが,今年はあきらめたそうです。自然には逆らえません。

あなたは美味しいたくあんを食べたことがありますか?美味しく淹れたお茶とセットになると,「やめられないとまらない」ってなります。スーパーで売っているたくあんは,漬け方が違っていて,本当のたくあんの味とは違います。この手間暇かけたたくあんが存亡の危機に瀕しているんです。

干し大根の生産者求む。

粕川にお住いの山上さんから頂いた25キロ樽は重宝しています。

その八百屋さんのマニュアルで漬けます。まずは糠をしっかりまぶしますが,重石は載せません。このまま2週間待ちます。その後大根の重さの倍の重しを載せて1週間たつと浅漬けの食用になります。香り・味とも,切れのある日本酒のようないい味に仕上がります。そして重石を載せて管理すれば,周りがカビだらけになっても大丈夫。3月いっぱい食べられます。最後はピリッと何か刺激を感じるぐらいまでOK城北。触ってつぶれるとか,匂いがおかしいというのでなければ,乳酸菌バリバリの健康食です。

たくあん漬け込み

乾燥対策

日にちを書いておく

収穫から干すまで,干してまとめるまで,たいへんな作業が関わっています。機械に頼れるところは頼って,この伝統の日本食が守られるよう願っております。

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