昨年11月分のエアコン修理

安中市中後閑にお住いのS様のお宅にエアコンクリーニングに伺ったのは昨年11月でした。日立のお掃除エアコン2台とパナソニックの普通機,常時換気扇のフィルターと盛りだくさんのご注文でした。

そのとき,僕の不注意で,日立の1台目は左右ルーバーモーターのふた1個紛失,2台目は左右ルーバーの左側に不具合を出してしまいました。ルーバーが奥まで回転しすぎてファンに接触してしまうという症状です。

メーカーに問い合わせて,思い当たる部品を調達して修理に伺ったのが今年の2月。ふたは簡単だったのですが,ルーバーとファンの干渉は持参したモーターの問題ではなく,モーター軸にはめる小さな部品に原因があることが分かりました。

たぶんどのメーカーのエアコンもそうだと思うのですが,ルーバー(風向きを調整する羽,フラップとも呼ばれる)にはステッピングモーターが使われていて,回転する力にある程度の抵抗を感じると,そこで停止するか,逆回転するように設定されています。

日立の左右風向き板用のモーターも,それにはめる樹脂パーツにちょっとした突起があり,その突起がぶつかるリミット位置が設けられています。この仕組みは,意識して観察すると理解できます。コレです。

モーター回転軸にはめるパーツ

このパーツは,他の羽の連結から外して,左右どちらか真横に向けるとモーター軸から抜けます。見ればわかりますが,突起が入るように切り欠きがあるのです。差し込むときも同様で,真横に向けたままはめて,モーター軸の回転を感じながら位置を前向きに戻します。切り欠きから入れば,突起には抜けを防ぐ役割もあります。その後連結をはめます。昨年11月のクリーニング後の不具合の時,このことを理解していたら破損や修理にならずに済んだかもしれません。

というわけでモーターではなく,モーターにはめる樹脂製のパーツ1個が必要ですが,メーカーの展開図ではそこだけでの取り扱いはなく,ドレンパン,ルーバーモーター4個,ルーバー縦横付きのアセンブリ。

無駄が多いので,何とかその手のひらに載る樹脂パーツを手に入れられないか,と考えたのが間違いでした。2011年製のエアコンなので,まだ廃棄集積所に集まるものは見当たらず,リサイクルパーツは無理,プラリペアを使ってみましたが,貼りつかない材質でした。フィギアを作る人ならポリパテとかで簡単に再現してしまうのかもしれません。

先延ばしにしていたら,S様からメールが来ました。修理に来てくれるということでしたが,どうなっていますか?それはそうです。11月からもう少しで1年になろうとしています。

自分の考えの甘さに気づかされました。言い訳している場合ではありません。日立にアセンブリを注文し,本日修理に行ってきました。

仕組みを理解していたので,当該の部品交換で直るものと思ったのですが,うまくいきません。ドレンパン周りの交換対応です。他のパーツとの重なりと配線取り回しの関係で,ほぼ全分解になります。

問題を起こしていたパーツ。下に出ている2か所の突起を破損してしまったのが不具合の原因でした。

このパーツの交換が必要だった新旧交代

弟が外したドレンパンのモーター付近を調べたら,稼働部分に以前のパーツの破片が残っていたそうです。それを取り除いたら正常に回転するようになりました。そうだったのか。いずれにしても,分解が必要だったということですね。

何度も来てもらって,とねぎらってもらいました。飲み物を頂戴して撤収。S様,このたびは大変長い期間,ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。

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