入居前クリーニング8日目(お引き渡し)
S様邸入居前クリーニング、8日目最終日です。仕事があって、気持ちはあっても現地に行けないとおっしゃっていたSさんも、今日は空けてあるということでした。いくらか持ち込みたいものがあるのと、午後家具3点の搬入が予定されているとのことです。
懸案だった床が洗い終わったので、いついらっしゃって問題ありません。お気遣いありがとうございます。
今日は細かい仕上げ作業を予定していました。Sさんにもお伝えしたのですが、①2階リビングワックス、②2階キッチンタッチアップ、③書棚あと、④ロールスクリーン、⑤玄関扉と床、⑥エアコン配管、⑦物置レール、⑧カーポートポリカ板洗いです。
昨日も比較的道路は空いていましたが、今日は連休初日。ふだん1時間かかる道も30分で到着です。
2手に分かれて作業を進めます。順番としては、僕の方はリビングワックス、エアコン配管、キッチンタッチアップ、ロールスクリーン、書棚あと・・・でした。弟の方は、玄関扉と床タイル、物置室内洗い、カーポートポリカ板洗い、ロールスクリーン(合流)、窓・建具の調整(スムーズな動作を復元する)でした。
いろいろ手をかける部分があったので、写真少なめです。
リビングワックス。ナノテックフィニッシュ(樹脂ワックス)を薄く1枚塗布しました。昨日からの3枚構成です。
玄関扉は丸洗いするとほこりが流れてさっぱりします。その後、床タイルを洗います。
弟はこの後、物置の掃除機がけ、ふき取りを始めたのですが、水洗いに切り替えました。大袈裟ですが、物置内部が新品同様になりました。
またカーポートポリカ板は外側をピアで擦り洗い。水あかや紫外線劣化は残りますが、黒っぽい付着物が消えて、さっぱりしました。
エアコン配管というのは、南東の角にある2台の室外機配管のことです。テープが劣化して断熱材が露出して、その断熱材も劣化して一部銅管が見えています。紫外線に弱いドレンホースは途中で千切れてしまっています。
ですので、断熱材の交換から、配管テープの巻き直しをしました。テープロールが自由になるところならいいのですが、狭い場所でテープを巻いてくのは大変です。
書棚あとというのは、書棚の棚板があった場所の壁紙の変色です。同じものが3つの部屋にあったのですが、2つの部屋の半分は消えかかっているのですが、1部屋の分は書棚のかたちがはっきり分かるほどの跡ができていました。
撃沈しました。
キッチンタッチアップは、システムキッチンの例えば引き出しなどです。角の部分って、木地の色が見えてしまって、使い込んだ感じがしますね。そこを着色して目立たなくするということです。
今回は、Amazonから取り寄せたペンを使いました。「SEISSO 補修ペン 18色」の「CHESTNUT」を使いました。決して同じ色ではないのですが、悪目立ちしない気がしました。
弟の方は、室内の引き戸やアルミサッシを開け閉めして、渋い感じのするところにシリコンの滑り剤をスプレー。懸案だった浴室扉もスムーズになりました。
午後、S様ご夫妻がおいでになり、「とってもきれいになった」と喜んでもらえました。維持管理のために何ができるかお尋ねだったので、簡単にご案内。普段は水拭きが無難です。水拭きで足りなければ、中性や弱アルカリの洗剤。水周りは水あかを防ぐのが一番楽で、そのためには水滴をふき取ると良いです。
やりすぎないのが一番です。「落ちないな」と思って硬めのもので擦ったり、クエン酸や漂白剤を振りかけたままにするのはNGです。
お支払いは現金です。こんなにまとまった枚数のお札を数える機会はなかなかありません。ゆっくり数えさせてもらいました。帰りには何やら色々入った紙袋をお土産に持たせていただきました。しっかり料金をもらってやっている仕事ですのに、余分のお気遣いまで恐縮です。
お二人に見送ってもらって撤収。S様、このたびは当店にご用命くださり、まことにありがとうございました。
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