エアコンクリーニング祭り

中古住宅を購入されたK様の,入居前のお掃除です。昨日水周りが終わり,今日は5台のエアコンを洗うことになっていました。1日に5台は初めてのような気がします。

型式は,CS-285-TB-Wが2台,225TB-Wが3台です。**5は2005年製を表すと思います。12,3年使っているわけです。でもまだまだ働いてくれるでしょう。構造がシンプルな分,配管工事がしっかりしていれば20年ぐらいは軽く動きます。天井が高く広いリビングに2.8キロというのは,窓開口が少なくて断熱が良いからなのでしょうね。

今日の5台はすべて隠蔽配管です。だからエアコンクリーニングしやすいはずなのですが,いくつか注文を付けたい部分がありました。①ACコードが配管に絶縁テープで巻きつけてあった。しかも配管の向こう側を通してある。やめてほしいです。②配管が長めだった。切りすぎると大変なことになるので気持ちはよくわかるのですが,長いので底面を押すような状態になっていて,室内機を据え付け板から外すのが大変でした。③右から排水させている。配管開口部に塩ビ管を出しておいて,ドレンパン左からドレンホースで接続が正解だと思います。

③はしかも,4/5台は塩ビ管の所在が分からず,ミラフレキが壁から出ていて,100ミリほど純正のドレンホースを使っている作りです。開口部もかなり大きいので,ドレンパンから外すと所在なくぐらぐらします。ホースが抜けてきたらどうしよう,逆に壁の中に落下したらどうしよう,と考えただけでも怖いです。そしてナショナルは,右の排水にドレンホースを抜くのも差すのも面倒な場合が多いのです。

文章だけではよくわからないと思いますが,分かる人にはわかるはず。

長い前置きになりました。それでは洗った順に掲載します。まずは2階主寝室。うーん,エアコンスプレーのニオイ。そして頑張ったためでしょう。ルーバーが開きません。直せると思っていたのですが残念。モーターとの接続部分は問題なし。モーター内部の破損です。これは2台目も同じ症状でした。

CS-285TB-W熱交換器と壁側ボディ高圧洗浄後外したパーツ漂白除菌洗浄後

2台目は子ども室。225TB-Wです。

CS-225TB-W熱交換器と壁側ボディ高圧洗浄後外したパーツ漂白除菌洗浄後

3台目は1階和室。化粧板を外すと,ファンに蜘蛛の巣が張ったような不気味な状態。

CS-225TB-W蜘蛛の巣?熱交換器と壁側ボディ高圧洗浄後外したパーツ漂白除菌洗浄後

4台目はダイニング設置。買ってからしばらくたつのですが,竹内さんに教わった簡易エアコン洗浄カバーを試してみました。よく考えられているカバーです。ちょっと違うことをしたからか,熱交換器の洗浄後を撮り忘れました。気が付いた時は遅かったので,よくわからないのですが,吹き出し口を撮りました。

CS-225TB-W熱交換器と壁側ボディ洗浄中(つけ置きしています)洗浄後外したパーツ漂白除菌洗浄後

5台目,最後はリビングのものです。CS-285TB-W。一番汚れていました。

リビング設置のCS-285TB-W熱交換器と壁側ボディ高圧洗浄後外したパーツ漂白除菌洗浄後

今日はまず5台を全部洗浄して,その後1台目から組み立て復元していく,という方法をとりました。同じ型式だったので,不安がありませんでした。また,樹脂パーツのもろさを考えて,ルーバーは外しませんでした。この場合,ルーバー駆動モーターを外すのにコツが必要です。

年齢を感じました。5台復元が終わるころはふらふらに疲れました。これから床洗いはできなかったと思うので,昨日やっておいて正解でした。ただ,今日も部屋中歩き回ったし,石膏ボードのカスも落ちたので,弟が掃除機がけを念入りにして回り,最後に水拭きしました。昨日今日と温かいお天気で,目標の作業範囲も終えられて,疲れましたが大満足です。K様にも喜んでもらえるかな?

K様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。楽しかったです!

コメントを残す

日本語が含まれない投稿,短い投稿は無視されます。(スパム対策)

サブコンテンツ

このページの先頭へ