久しぶりに新築引き渡しクリーニング

久しぶりに新築引き渡しクリーニングのご注文がありました。2年ほど前に一度ご注文下さった建築工事会社のK様から,先月10日,「10月になったら37坪の新築をお願いしたいので頭の片隅に置いておいてください」と連絡がありました。

建築工事は天候や材料の納入など様々な状況で変化します。10月に入って,21日はどうですか?と日程が決まりました。次の日の午後も空いているので,何かあったら予備として使えそうです。屋内電気水道開通,養生撤去済みという,こちらの希望通りの進行状況です。フロア材はノーワックス。施主様にも確認してもらって,ワックスなしで良いということになりました。

Kさんは私どもより早く到着して,玄関ドアの養生を撤去中でした。恐れ入ります。他の現場に行かれる前に,工事中にちょっと塗料が付いたらしい3か所の確認と,把握している傷のことを説明してくれました。新築の際,これは助かります。東電が電気の開通工事に来るかもしれない,その場合は一時的に電気が使えなくなるということです。承知しました。

さて久しぶりで何から手を付けたらよいのやら。僕が水周り・設備の仕上げから入ります。弟は全体の埃払い,掃除機がけ。次に窓ガラスを外から。最後に床を洗って完成です。

いくつか写真を撮りました。今は仮設電源も3線式なんでしょうか。そこから計量器が設置されるところまでケーブルが引かれて屋内に電気が来ています。照明器具やコンセントが使えるので大変効率的に作業できます。

仮設電源

屋内に通電中

午後,掃除機がけも終わって窓ガラスを拭いている時間帯に関電工のチームが来て電気が繋がりました。道路側に電線がない場所だったので,ワイヤーを敷設するところから始まりました。1時間ほどで完了。

電気開通

仮設の接続部分にコネクタが使われている様子だったので,巻き付けてあった防水テープを剥がしてみました。そうなりますよね。あまり大きな容量を流すのは危険なのでしょうね。

仮設電源

新築美装に戻ります。梨肌のステンレスシンクにかすかに水あかが出ています。普段だと弱アルカリの優しい研磨剤ペーストで落とせるのですが,梨肌は食いつきがいいです。酸性クレンザーとファブリックシートを使いました。部分的に風合いが変わるんじゃないかとドキドキしながら落としました。

ステンレスシンクの水あか

お手入れ後

その意味では,陶器は落としやすいです。はずでしたが,水質の関係なのでしょうか,これまでの感覚よりも頑固でした。

陶器の水あか

お手入れ後

全ての床を洗います。工事中キレイに管理されていた床ですが,洗ってみると焦げ茶色の汚水が出ます。

床の洗浄廃水

素敵なお住まいです。カントリーテイストというのでしょうか。いろいろな意匠や建材を見ながらの新築引き渡しは楽しいです。

室内の様子

K様,再度当店にご用命くださり,ありがとうございます。

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