浴室とレンジフード

5日にメールでご注文くださった前橋市箱田町のN様。半日オーダーメイドで浴室とレンジフードのご希望,作業希望日も複数書いて下さっています。

初めてのお客様ですし,どんな作業条件かわからないので,「時間内でできるところまでのサービスです」と念を入れますが,特に迷いもなくご注文をいただきました。

到着して少し安心。まだ新しいお宅です。レンジフードに2011とあったので,N様に築4年ぐらいですかとお聞きしたのですが,レンジフードは製品違いが設置されていたらしく,築後1年で交換されたものだそうです。築5年だそうです。

浴室に案内していただくと,いくらか白っぽい感じが。気になるところをお聞きすると,白くてカサカサした感じになってきていて,何をしても取れないとのこと。では,浴槽周りを中心に水あかを退治しましょう。

いつもの通り僕はレンジフード,弟は浴室に分かれて始めます。レンジフード作業前の外観。

作業前の外観

浴室もキッチンもYAMAHAの銘板。レンジフードもYAMAHA独特の構造です。残念だったのは天井側ダクトの幕板が外せなかったこと。コの字型の板2枚ですが,どこか内部で留められているらしく外せません。ファンケースは左右の上下で固定している様子ですが,さすがに下からでは上の2本が外せませんし,他にもビスがある可能性もあります。それで,ケースを残したままのお手入れです。

実際真ん中にレンズのある化粧板を外しても,気流の通路に当たる細かい部分は指を突っ込んで洗うしかなく,お手入れのことを考えるとかなり制限の多い構造です。単純なシロッコファンを縦に使った構造でもスマートなダクトに作れるのに,なんでこうなっちゃうのかなあ?

心の中でメーカーに文句を言いながら洗います。刷毛やブラシを使って,入り込んだ汚れまで落としてみました。ファンケースは油と一緒に一部塗装が落ちました。

洗浄後

ファンはお湯に溶かしたピアで少しづつ汚れを落としていきました。油がこのぐらいふやけてくれればこっちのものです。

ファンを洗っているところ

パーツ類もさっぱり洗いあがりました。

洗いあがったパーツ類

弟の方は浴室のドアや,入り口のステップから水あかを落としています。このドアのレール部分もキレイになったと大変喜んでいただきました。

浴室ドアのレールお手入れ後

鏡の曇りは使用感や浴室の印象に関わる部分です。

鏡もいくらか曇り始めている研磨再生後

浴槽ヘリもつるつるに戻りました。排水ボタンの周り。

浴槽ヘリのカサカサお手入れ後

分かりにくいのでもう少し手前の良く手が触れる場所。

浴槽ヘリその2

Nさんに最後に見ていただくと,遠くから見た段階で新品になったみたいとのご感想。ご期待にこたえられたとすれば,私どもも嬉しいです。お支払いと飲み物をいただいて撤収。午後のお宅に向かいます。

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