サンヨー天井吊り型エアコンクリーニング

今回4つの教室を担当させてもらうことになったのですが,今日が4つ目,栃木県足利市まで出張してエアコンクリーニングです。全国にある教室の管理を名古屋の建設会社が管理されています。担当はY様,お世話になっております。

初めて行く教室の場合,エアコンはどんなものがついているか分かりません(怖

今日はサンヨーの天井吊り型でした。この天井吊り1方向って,サンヨー製を良く見かけます。なぜだろう。型式はSPW-TRP80U,製造年の表示がありませんが,R410Aを使っているので,10年未満ではないかと推定されます。型式で検索してもヒットしないのです。

外観はこんな感じです。

SPW-TRP80U

フィルター部分以外の底面化粧板は大きくて浅いドレンパンを支えています。簡単に外れます。

ファンモーターの配線は中継コネクタがあって簡単に基盤から離れました。ですが,ほかのセンサー類の配線が基盤内の中継配線と何か所も結束されています。一旦全部切って,基盤内のものと,外とつながるものを整理して再度まとめます。

配線を整理

基盤が外れれば,ファンとファンケースを外して熱交換器を洗える体制にします。この写真は洗浄後に撮ったものなのですが,普段はこのまま洗っていました。

熱交換器の後ろにファンケースを取りつける金属製の枠があります。これって外れるかも。

ファンケースを取りつける金属枠

配管の部分であちこちに引っかかって難儀しましたが,なんとか外れました。

金属製の枠を外す

こうすると,一番汚れている熱交換器の裏側に水流を当てやすくなります。表側はキレイに見えるのですが,裏側はキノコが生えたような気持ち悪さです。高圧洗浄ですっきり。小さな黒い粒が見えますが,素材の変質です。

熱交換器の裏側洗浄後

室内からホースを引き出して,外でパーツを洗います。洗い場の問題は頭を悩ませますが,この教室は条件が良かったです。漂白洗浄で美しくリセットされました。

ファン,ファンケース,ドレンパン漂白洗浄でリセット

せっかくですので,換気扇も洗います。

換気扇の分解掃除

天井吊りエアコンに苦手意識がありましたが,ワイヤードリモコンで,風向きは上下のみモーター駆動,ドレンは単純な自然排水ですから,機械構造的にはシンプルです。マキタの高圧洗浄機で洗う時間も短縮されていて,午前中に終えることができました。今日は金属枠を外して気持ちよく洗えたのも良かったです。

Y様,当店へのご用命をありがとうございます。

2 Responses to “サンヨー天井吊り型エアコンクリーニング”

  1. Beクリーン加藤 より:

    金属の枠が外れるんですね!今までは考えたこともなかったです。外れなくても洗えるという勝手な決めつけで外すことを試したこともなかったです。
    とてもいい勉強になりました。ありがとうございます!

    • ryo より:

      ありがとうございます。たまたま試してうまく行った例です。

      ビスが目に留まったので。スポット溶接されていることもあるでしょう。いつでも外れるわけではないと思います。

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