リビングからキッチンの床

先月13日に最初のお問い合わせを下さったのは菅谷町にいお住いのI様。「自宅リビングとキッチンのワックス依頼を考えております」ということでした。玄関から2階に上がる場合に,リビングを通る作りなので,お子さんたちが学校に行っている間に済ませたいということです。

リビングが10畳ほどということでしたので,キッチン部分を含めて13畳ぐらいとすれば,剥離洗浄するとしても3,4時間だろうと予測しました。

ダイニングテーブルとソファは移動先がないということで庭に出すことにしました。床のお掃除は可能な限り全部の家具を運び出したほうがいいです。Iさんはテレビとテレビ台のことを心配されていたので,状況を見て打ち合わせましょうということになりました。

Iさんに手伝ってもらって約18畳のお部屋が空になりました。さすがに冷蔵庫は移動できなかったので,最初に手前に引き出して床を洗って戻しました。戻してしまうと見えない場所ですが,きれいになっていると思うと気持ちが違います。

さて…剥離洗浄は意外に大変でした。すっかり取れたと思って水洗いすると,まだ剥がれるものが見えてきます。後で聞いたところ,新築引き渡しの時に耐久性のある仕上げ剤を塗ってもらったそうで,その最後の1枚が抵抗していたのかもしれません。

家具復元のための写真は撮ったのですが,ブログの許可がないと勘違いしていて,作業中の前後を撮らずに進めてしまいました。お見せできるのが1枚だけ(汗。

スクレーパーも併用した剥離洗浄前後です。向こう側が剥離後です。

剥離洗浄前後

思ったよりも時間が掛かり,洗い終わったのが12時過ぎでした。床は元の風合いに戻ります。Iさんが「きれいになった,全然違いますね」と声を掛けて下さいます。

均一な光沢にするため,1枚目に艶消しを塗り,2枚目にナノテックフィニッシュ。同じ床材の他の場所に比べると艶が少なく,滑らない仕上がりになりました。他より艶が少ないというのがひっかりますが,Iさんが,「確かに新築の時はこんな感じだった」と言って下さったのでほっとしました。

帰りには,飲み物と甘いものを下さいました。I様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。

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