レンジフードのオーバーホール

吉岡町にお住いのI様から最初のお問い合わせをもらったのは,昨年10月でした。レンジフード単品のお見積りでした。

そして,先月末に,60センチのレンジフードを含めて半日オーダーメイドが可能かどうかというお問い合わせがありました。できる場合もあります。ですが,とりあえずレンジフード単品でお受けして,メリットがあれば半日オーダーメイドに変更することを提案しました。

本日伺って見せてもらうと,タカラのシステムキッチンにビルトインされたタイプでした。リフォームして10年ほどで,手前の部分はお手入れできるけれど,ファンが外せないと感じていらっしゃったそうです。

タカラのシロッコファン型レンジフードはお手入れしやすいイメージがあるのですが,このビルトインについては面倒です。型式を確認しませんでしたが,洗った方は構造を思い出せると思います。

まずは本体の外観。そして今回のお手入れ後も並べます。前フードはラッカースプレーで塗装しましたが,アルミ製のフィルターは汚れ落としのみ。普段紙フィルターを貼って使っていらっしゃいます。良くお手入れされていたので,塗装の見栄えは別としてほとんど油汚れがありませんでした。

タカラ製ビルトインレンジフードオーバーホール後

分解は帽子のつばのような形をした前フードの取り外しから。スイッチ部分とのコネクタを外し,すぐに目につく2本のビスを外します。(説明の2枚は洗った後の写真です)。

その後はもぐりこんでの作業です。前フードと本体側のフレームを上からはさむ金具2枚を外し,そのすぐ近くにあるフレームから前フードに向かっている2本のビスを外すと前フードが外れます。幕板の位置があと15ミリほど高ければ作業性が良くなると思うのですが,取り付ける方は,隙間なくつけたいんでしょうね。

前フードが外れる

本体の手前側の両端に天井に向かうビスが2本あり,それを緩めると幕板が引き出せるようになります。この幕板を外すとメンテナンスモードです。幕板といっても表面はホーロー塗装で,ほかの扉と同じ材質なので重みがあります。

幕板が外れた

ファンケースは単品で外れます。ファンケースは外したパーツの代表ですが,そのほか前フードや幕板,照明周りの化粧板などは,弟が外で洗いました。Iさんが熱中症にならないかと心配してくださり,冷えたお茶を差し入れてくださいました。ありがとうございます。

ファンケースお手入れ後

ファンとフィルター,逆止弁(パタパタくん)などは,室内で洗いました。当店ではこのクラスのファンはアルカリを使います。シルバーコンクPの15倍とケレンとブラッシングを併用しています。

ファンとフィルター洗浄後

本体側はピア+植物クリーナー。手前天井側角の「吹きだまり」に手がかかりました。天井側ということもあり,ピアを塗ってブラッシングでは足りず,ケレンしては塗るの繰り返しです。ですが,ホーロー塗装はしっかりしていて,汚れが落ちるとツヤが戻ります。Iさんもきれいになったと喜んでいらっしゃいます。

レンジフード本体側クリーニング後

構造のこともあり,レンジフードだけで3時間。今日は単品でお受けするのが良かったと思います。手を広げたら,どちらも中途半端になりそうでした。というわけで,タカラ製ビルトインレンジフードのオーバーホール完了。

I様,このたびは当店にご用命くださり,ありがとうございました。

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