ナショナルのエアコン普通機2台

前橋市ぬで島町のH様から,エアコンクリーニングの最初のご注文をもらったのは,2011年9月でした。今回も2台をご要望です。リビングの分は,2011/9,2013/7に続いて3回目。寝室の分は2012/7に続いて2度目です。

珪藻土壁面で,配管は右直貫通です。養生が重要です。

Hさんは手間を惜しまずお掃除やお手入れをされるので,家の中は最初に伺ったときから変わらずきれいです。無垢床材が月日を感じさせる味わいを出しています。

どちらからでも良いと言ってくださったので,2階の寝室の分から始めます。CS-227TB-W,ナショナル2007年製シンプルエアコンです。その外観。

CS-227TB-Wの外観

先回は洗う必要があるのかと思うほどでしたが,今回は軽症ですが汚れが見受けられました。熱交換器,ファンとドレンパンの5枚組です。洗い終わったファンを復元してから,撮影を忘れたことに気づきました。きれいになった様子を想像してください。

熱交換器高圧洗浄後ファンとドレンパン復元済みのファン洗い終わったドレンパンなどのパーツ

先回の失敗から,そのための対策も考えてやったのですが,やはり水漏れが…。試運転時にはここまで戻りました。毎度ごめんなさい。

珪藻土壁面に水漏れ試運転時の時点でかなり乾く

2台続けてやるので,洗剤を効かせる時間を取りやすいです。1台目に洗剤を差し込んだら,2台目の分解。その後1台目をすすいで,洗浄機材を移動。2台目に洗剤を差し込んでから1台目の復元…というった流れです。

Hさんは時々様子を見に来てくださって,冷たいお茶を差し入れてくださいました。

2台目はCS-407TB2-W,2階のと同じシリーズで4キロ200V仕様です。内部構造は全く同じですが,ACコードは太くてプラグもごつい接地極付きです。

CS-407TB2-Wの外観

配管の関係で室内機下部を浮かすのが難しく,ましてや珪藻土壁面ですから,ACコードの室内機下部に収まった部分には触らず,基板側で外します。

こちらは養生の方法を変えて,室内機を丸ごとマスカで囲む作戦です。壁側ボディーには壁側に抜ける水の通り道がありますから,水量が多いとそこから漏れます。何とか派手に濡らさずにできました。

熱交換器と壁側ボディ高圧洗浄後

1回目,2回目に比べればかなり軽減されたのですが,ファンから汚れる症状です。Hさんがおっしゃるには,除湿運転では使わなくなった(冷房モードで使う),冬の加湿器使用が減ったのだそうです。どちらもファンの汚れの進行を遅らせたと考えられます。参考までに初めてやった時の画像。弟の撮影です。(2011/9)

2011年9月

2回目。(2013/7)

2013年7月

そして今回のビフォーアフター。

ファンとドレンパン漂白洗浄後

2台目の動作確認,乾燥運転タイマー設定をやって3時間以内でした。だいぶ時間短縮しています。次回の課題は壁面を濡らさないこと。

気になっていたエアコンの汚れが無くなって,Hさんもほっとしたそうです。定期的なお手入れで,長く快適に使ってもらいたいです。H様,このたびも当店へのご用命をありがとうございました。

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