洋菓子店でエアコンクリーニング
前橋市で洋菓子店を営んでおられるI様から、先月初めにエアコンクリーニングの注文がありました。昨年末に工房、6月末にリビングのご注文を受けました。今回は店舗に設置の天井埋め2台ということです。
その下を何度も往復したのに、どんなエアコンだったか覚えていません。写真を送っていただくと、工房と同じころのダイキンラウンドフローです。下見なしですが、天井埋め2台分、複数台値引きは無しでお見積りしました。
曇り空で、降る前に終えられるといいのですが。今日は店舗内の分なので女将さんが対応して下さいます。なんでも必要なことは言って下さいね、ブレーカはここです、お茶も飲んでね…と世話を焼いて下さいました。
これはいただいた写真です。テーブルやいすは片付けられていました。ですが、手前側のエアコンの下半分がガラスのショーケース、そしてアンティークなオブジェが並んでいます。これは恐る恐る移動しました。こういう置物はどこを持って持ち上げるかを慎重に考えないといけません。台座が持ち上げるときはくっついて来て、途中で急に剥がれて落下するとか(汗
さて、エアコンはFHCP71EA、ダイキン2016年製、初めてのクリーニングということです。フィルタ―のクリーニングは定期的になさっていたそうで、キレイでした。
天井化粧板とグリル。化粧板から上下羽用のモーターを外して丸洗いします。送風経路や羽に付着したカビを洗い流します。
熱交換器はどうでしょう?かなり硬そうな付着物が感じられます。まずはブラシでこそげ落としてから、高圧洗浄。今回はピアでは弱かったので、アルミフィン洗浄剤を使いました。1度目に落ち切らなかった黒ずみが剥がれます。ある程度経つと、アルミフィン自体が黒っぽく変色してしまうので、洗浄しても変わらない箇所は残ります。
このフィンから落ちたものがドレンパンにたまります。使っていると漂白剤の洗浄力が落ちていく感じだったのですが、さっぱりキレイに落ちました。
正面カウンターに向かって右の分から始めたので、これは向かって左側の分です。アルカリ洗浄剤が良く効き、一発で落とせました。洗浄剤やすすぎの水が少なくて済み、汚れの程度によってはアルカリ剤に頼るのがいいですね。
ドレンパン洗浄にはやはり時間がかかりました。
復元が終わってから開口部と化粧板の微調整が必要と分かり、もう一度化粧板固定を緩めて下で見てもらいながら締め直し。乾燥のため暖房運転からの送風運転。これで安心です。
女将さんにねぎらってもらいました。とても気がかりだったので、洗ってもらってほっとした、と喜んでくださいました。きれい好きでお掃除上手でも、エアコンの中は洗えませんからね。
I様、以上ご報告いたします。このたびも当店へのご用命、ありがとうございました。













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