壁紙洗い

定期的に呼んでいただくO様邸です。今回は1階事務所部分の壁紙を洗うことになっていました。お仕事がらパソコンがあり,書類も多く,床はカーペットです。水を使う作業なので養生を考える必要があります。

エアコン化粧板と換気扇は,せっかくなので外して洗います。2台づつありましたが,壁がキレイになって戻すと,とてもさっぱりした印象になります。

壁紙を洗うのなら,エアコンも壁紙を洗うのなら換気扇も

試してみると,ピアではちょっと弱い気がしたので,アルカリ洗浄剤と過酸化水素水です。比較的順調に進んで,目途が立ったと思い,午後はキッチンに少し手を入れようかと思っていました。ところが,Oさんから「天井もやってくださったんですか?」,「天井までは手を入れていません,ご希望ですか?」,「ぜひ,希望します」。

使っていらっしゃる事務所で,天井をやると洗剤や水が垂れるでので壁だけ,と勝手に思い込んでいました。確かに壁面が明るくなる分,天井が目立ちます。キッチンはやめて,大急ぎで天井に移行しました。洗剤含み,垂れにくい,毛足が軟らかいなどの要素で石橋のブラシです。当然脚立に立って触れる分だけ進むので,違いがはっきり出ます。

Oさんから,「全然違う,ここ写真を撮った方がいいんじゃないですか?,幸せすぎる…」。お掃除で日々の暮らしにささやかな幸せを感じていただくのは嬉しいことです。それこそこの職業のモチベーションです。Oさんは私どもへの殺し文句をどうしてご存じなのでしょう。

目で見るともっと境がはっきりしていたのですが。

天井の壁紙も洗う天井の壁紙を洗う

こんなに本格的に過酸化水素水を使ったのは初めてで,指が白くなったり,液が垂れた背中がひりひりしたり,だんだんと目が染みる感覚が強くなり,最後の方は涙と鼻水が停まりません。ちょっと時間がたてば引くので心配ないのですが,長時間続けるのは厳しいし,必要ならもっと防護対策が求められるでしょう。

何とか事務室のメイン部分を全てお手入れできました。無事に終わって良かったです。O様,毎度ありがとうございます。

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