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外したエアコン室内機の分解クリーニング

現在都内?にお住いのS様からの問い合わせ。「引越し時にエアコンを外して、搬入前にクリーニングできればと考えています。クリーニングにいくらぐらいかかるかを教えていただきたく、問合せしました。エアコンの型番は「SRK28TW-W」です。よろしくお願いいたします」。調べてみると三菱重工の汎用機2018年製です。

フォームに入力された住所は市内になっていて,越していらっしゃるわけですね。室内機だけ届けていただければ,通常のエアコンクリーニングの料金で洗います。外してあるエアコンは,ボディーから熱交換器を外して洗えるので,洗浄効果が高く仕上がりがいいです。

壁掛けの状態からポンプダウンして,室内機を外すこともできると言えばできるのですが,苦手意識があります。こんなふうに専門業者が外したものを持ってきてもらえるなら,喜んで洗います。分解,洗浄,組み立てを丁寧にやります。

12日に問い合わせをもらい,16日夕方届けて下さるとのこと。また,入居前の掃除を1日オーダーメイドでできるか知りたいとおっしゃいます。1日オーダーメイドは,二人で伺って6時間でできる内容をなんでも,優先順に仕上げて行きますというメニューです。かなりお得なんですが,初めてのご依頼の時は,ここまで出来ます!と約束はできません。ただ水周りの気になる部分が済んでいれば,お掃除はかなり楽になるでしょう。

Sさんがエアコンを持ってきてくれました。部屋を見てきたら結構汚れていたそうです。一部リフォームもするそうです。そうなると工事中に水周りを使いますから,リフォーム後のクリーニングがおススメです。追って日程を知らせて下さるそうです。

今日は多少風があるものの晴れて良い天気です。お預かりしたエアコンを洗いましょう。

まずは現状を確認し撮影しておきます。(このシートは,こういうとき専用のものです。お客様の家では使いません)。

SRK-28TW-Wの外観

天井側から

壁側から

配管接続部

据え付け板の内側

洗浄に入ります。阿部さんへのリスペクトをこめて,まねしてシートの上に並べます。洗剤は,中性漂白剤のジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと弱アルカリ性洗剤のピアを投入したお湯です。

分解したパーツを並べる

高圧洗浄

洗い終われば,陰干しです。

乾燥中

化粧板とフィルター。

壁側ボディ。

ファン。

ドレンパン。

熱交換器が乾くのを待って,組み立て用工房に搬入します。この時期ですから,次亜塩素酸水50ppmを気化式加湿器にいれて除菌空間を作っています。

次亜塩素酸水で加湿中

まずはざっくり組みます。

熱交換器とファンをボディーに組み込む

熱交換器をボディーにしっかり固定します。左右とも2本ずつあります。

熱交換器をビス止め(2本のうち1本)

配管抑えをはめてビス止め

熱交換器左側もビス2本

モーターを枠内の定位置に納めてカバーします。重工の場合は,ファンを左手に引っ張って抜くのは難しく,ファンはそのままでモーターを抜く方が楽です。復元はその逆です。

モーターを戻す

ビスの跡を目印に

ファンモーターを復元

ドレンパン周りを組み立てます。まずは上下羽根2枚の駆動モーター。

上下2枚のモーター

上下2枚の羽根をはめ込みます。樹脂製割りピンが6個。これあまり好きでないです。上下羽は外さず洗ってもいいかもしれません。ちなみに#1が奥の羽根です。

上下羽の復元

端子を左右羽根用モータに差し込みます。

左右羽根駆動用モーター結線

リンクを連結して,小さいビス2本で固定。配線経路も復元。

左右羽根駆動モーター

いろいろ取りつけたドレンパンをボディーにはめます。

ボデーに取り付ける前のドレンパン

ドッキング

基板ボックスの復元です。

サーミスタだけ戻します

はめ込んだらビス1本

接地線2本

風向き用の3本と,ファンの1本を接続

正面化粧板を復元します。

正面化粧板

天井側は爪3つ

入りました

下部はこんな感じ

底1枚と,端子部分の2枚

カバーする前にビス1本

化粧板関係ビス5本

ドレンホース固定

完成です。

据え付け板取り付け

グリルを取り付けて完成

最後までお付き合い下さり,ありがとうございました。
S様,以上ご報告いたします。

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