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パナソニックエアコン2台

先月27日に,棟高町にお住いのK様から,メールでお問い合わせをもらいました。

最初のメールから詳しい内容で,メーカー,型式,製造年,設置場所や壁の材質,汚れ具合まで書かれています。大変几帳面な方だとわかります。

2度目のメールには1台ごとに複数の写真を添付してくださいました。寝室のエアコンについて「珪藻土クロス張りで左右を壁に囲まれた感じ」とあったので心配したのですが,場所的に左下抜きの隠蔽配管のはずです。室内機を浮かすことができれば,壁を濡らさないための養生が楽です。

今日はKさんが休みを取って立ち会ってくださいました。Kさんのお住いのあたりは,大きな会社跡地全体を住宅地にしてあるので,素敵な街並みです。電柱がない通り,ハウスメーカーは一つなので,整然とした秩序が感じられます。

エアコンの下は広い作業面積がとってあります。リビングのエアコンの下はテレビラックがあったはずですね。ご協力ありがとうございます。

1台目のリビング機,CS-560CV2-Wの外観。外壁側ではなく,部屋の長手方向に合わせて設置されています。左下抜きの隠蔽配管です。

Kさんに何か心の通じるものを感じておしゃべりしながらやっていたら,撮影のタイミングを忘れて組み始めてしまいました。1台目の4枚。想像力を働かせてご覧ください。

化粧板を復元すると,Kさんが,色が変わった気がするとおっしゃいます。私どもはもっと汚れたものが戻るのはわかるのですが,普段きれいにされている方には,もっとわずかな違いが判るんでしょうね。そうなんです,漂白洗浄した化粧板は新品の色に戻るそうです。

そういえば,興味深いお話がありました。パナソニックには「においま洗浄」という内部乾燥の機能があります。これを設定しておくと,ある程度の時間冷房運転した後スイッチを切ると,いくらか暖房送風しながら内部乾燥します。

この時の湿気がすごいのだそうです。Kさんのお話では,メガネやカメラのレンズがすぐに曇るほど。この状況は熱交換器を乾かすにはいいけど,ファンにカビをはやすんじゃないでしょうか?というわけです。

この頃ファンだけ汚れたエアコンを見かけますが,説明書通りにした結果がこうだとしたら,何か悲しいものがあります。

和室のエアコンは,扉の開閉空間の上部に設置されています。左右と天井に囲まれたスペースです。リビングの分にはお掃除エアコン用のアダプターフレームがありましたが,こちらのCS-220CV-Wにはありません。化粧板を外すと熱交換器が露出します。

あまり前後がはっきりしませんが,お掃除前後の4枚。

Kさんがお住いのお手入れや芝刈りをされるそうで,人工大理石シンクと,浴室エプロンにについて質問がありました。シンクの方は比較的簡単に解決しました。メラミンで擦ると,汚れが落ちるけど艶も消える,とお感じだそうです。プロ目線ですね。

Kさんはお支払いに加えて,飲み物とお土産を用意してくれていました。恐縮です。ありがたく頂戴します。きっと今晩のもう一杯になるでしょう。

K様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。

ryo:
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