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茶室のお手入れ

T様からお電話でのご注文。屋根を塗るときに高圧洗浄したら窓ガラスが汚れてしまった,2階を含めて自宅のガラス窓をお願いしたい。本当は11月に替えるものだけど,茶室のお掃除もして畳を替えたいというご要望です。

にじり口もあるのですが,通常使う入り口引き戸は檜の特注品。ひさしは深くても雨が飛んでまだら模様になっています。

温水ピア+過酸化水素水35%をころ合いに配合希釈して,塗りつけます。塗った途端色が変わります。しばらく乾燥させて戻します。この表側と室内側では板の手触りが全く違います。表側は木目がはっきり指に感じられます。色は新品のようですが,年季の入った板の風情です。

入り口を入って板敷き部分には,古い杉板をうづくり仕上げしたものが使われています。何かしら事情があったのでしょうが,子口を保護する紙を固定していたテープの粘着剤が残る部分が使われていて,工務店のGさんになんとかならないかと言われたのが数年前。

当初は洗剤を試しましたが,ほとんど意味なし。結局染み込んでいる部分を削るのが一番効果的だと分かりました。無理しない程度に削っています。かなり目立たなくなってきました。

来月はほとんど使うことはないけど寮もお手入れしたいとのことでご予約いただきました。お支払いはいつもの通り手の切れそうな新札にお心付けまで。T様いつもありがとうございます。

ryo:
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