3か月定期で伺っているO様邸。お任せいただいたので、前半は天井埋め込み換気扇と浴室のガラス磨きに当てました。
他のものは一般的なタイプなのですが、寝室奥に設置されている分が面倒なタイプです。調べてみたら、丸型天井埋込換気扇というらしく、天井内に取付枠工事をしなくても設置できるんだそうです。カタログには、「取り付け時間が約1/3の『まる天』」というコピーでした。
一般的なタイプは、本体が天井内に細工された枠に固定されていて、化粧板、ベルマウス、ファンを外して洗います。ファンケースは据え付けのまま、ほこりを落したり拭いたりします。それに対してこの丸形は、本体が丸ごと降りてきて、電源Fケーブルを外し、ファンモーター部分と本体樹脂ケース部分を分離します。本体を丸ごと洗えるので、すっきりしますが、手がかかります。コピーには続きがあるのです。省略されていますが。「お手入れにかかる手間は約3倍の『まる天』」です(笑)。
今回使った道具。ピッチの細かい長いボルトを緩めたり締めたりするので、ドリルドライバーは必須です。マイナスドライバーはFケーブルを外すときに使います。Fケーブルはかなり余裕があるのですが、本体が作業面に降りるほどではないので、空中でFケーブルを抜く必要があります。これもまた難易度を高めます。マスカは吸気の動作確認用です。
その後約2時間はガラスの鱗状痕落としで使いました。
掃き出しサイズのスライドガラスは、下になるほどうろこがきつくなります。磨いてうろこが消えてくると親水膜ができます。水滴を弾いている場所はうろこが残っています。
クレセント錠の受け具があると、そこは磨けません。外して磨くといい感じです。
このスライド窓に加えて、入口ドアも透明な強化ガラスです。洗い場から遠いのでそれほどではないのですが、腰下のうろこを磨く必要があります。両面のお手入れが必要です。今回は画像なし。
ガラス研磨は懸案だったので、できて良かったです。暑い日ということで、お茶とアイスの差し入れもいただきました。お支払いの際に、次回のご要望も承りました。O様、毎度ありがとうございます。