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半日オーダーメイド,午後床置きエアコンクリーニング

午前は下豊岡町にお住まいのK様邸にて,レンジフードとガスレンジの分解クリーニング。10日にお電話でご注文くださいました。

Kさんは洗濯機のクリーニングもご希望だったのですが,ビートウォッシュということでしたので,お断りしました。ビートウォッシュの洗濯性能は高いと思うのですが,分解クリーニングには向きません。パルセーター(底の回転円板)が外れないのです。メーカーに依頼することを提案しました。

さて,ナビではたどり着けず,お電話して教えてもらいました。板外壁の素敵なお宅です。築3年ほどとおっしゃるのですが,すでにアンティーク感を醸し出しています。お子さんがやっと眠ったとのことで,急いでキッチン周りを片づけて下さいました。赤ちゃんが敷物をした床で寝ているのですが,掛けてある毛布が小さくてほほえましいです。

レンジフードはたぶんサンウェーブです。ガスコンロはリンナイらしいのですが,外国製のような初めて見る形です。大型の部品を洗うので外が良いのですが,動線が長く複雑です。浴室の洗い場が広いのが見えたので,お尋ねすると使って良いとのこと。クッションを敷いて使わせてもらいます。

洗いやすいということで選んだレンジフードだそうです。この型式は難関のフィルターがありません。洗いやすい金属板の組み合わせです。このレンジフードは確かお湯で洗えば良い塗装なのですが,それは定期的に洗う場合です。いつの間にか1年,2年と経てばそうも言ってらいられません。Kさんは一度洗おうとしたそうですが,油汚れの様子を見て,手持ちの洗剤では無理!と戻されたのだそうです。正解です。ここで油汚れ用の洗剤(通常苛性ソーダ入り)を使うと塗装が傷みます。汚れは落ちますがまだらな模様が付くでしょう。

というわけで,温水ピュアで洗います。ピュアは主な洗浄成分が天然石鹸。炭酸塩を助剤に使っていますが,弱アルカリです。

レンジフードですが,ファンが水平方向に組んでありました。十分な空間があるのになあ。ファンケースは上側から固定されています。幕板を外してみましたが,ファンケース前の鉄板がリベット止め。ファンを外す以上のメンテナンスを拒んでいます。そんな不満を感じながら洗い終わったレンジフード。

ガスレンジは焦げ付きを緩めてガリガリ君で洗いました。ほとんど刃物の必要はなく,効率的に落とせます。もっともレンジフードもガスレンジも外したものはみんな弟が洗いました。

これで料理が楽しくなりそうと,喜んでいただきました。

さて,洗濯機の話に戻りますが,Kさんは日立に来てもらったことを話して下さいました。パルセーターは外れたそうです。ところが分解クリーニングは持ち帰り(代替機貸出)だそうなのでやめたのだとか。無料だったそうです。良心的ですね。最近の機種はパルセーターが外れやすくなっているそうです。もっともKさんの家のものは「最近の」に入らないらしく,「外れて良かったですね」という感想だったとか。僕も試しましたがあっけなく外れました。ちなみにBW-D8MVです。金曜日の午後に分解クリーニングのご注文をいただきました。

Kさんは2週間に一度のペースで酸素系漂白剤を使って洗濯槽クリーニングをしてきたそうですが,ピロピロワカメが出ることがあるそうです。残り湯使用,石鹸でお洗濯だそうです。パルセーターはキレイな方だと言われたそうですが,洗濯槽の外側はどうでしょう。次回をお楽しみに。K様,このたびのご用命をありがとうございました。

午後は先日ご注文いただいた業務用エアコンクリーニングです。床置き縦型で,設置場所は2階。三菱重工製セゾン,FDFJ63Dです。実は床置きタイプは初めての経験です。エアコンの構造は基本的に一緒ですから,なんとかなるでしょう。三菱だからそんなに無理な設計はしていないと思うし。

実際構造としては分かりやすかったです。脚立は要らないかと思いましたが,天板側から外すビスもあるので,90センチでも良いので持参します。あとは前側から全部外せる設計ですし,電源,プラグ,コネクタの経路も分かりやすいです。残念だったのはファンケースで,発泡スチロール製でたぶん4か所止めなのですが,冷媒配管が邪魔で外せませんでした。配管は壁側を通るように作った方がいいと思うのですがどうでしょう。

熱交換器は真っ黒で,焦げ付きのような固形物が見受けられます。フィンの奥まで詰まるような汚れ具合です。長い間良く頑張りました。まずはブラッシングで固形物を落としました。このタイプのエアコンは,足場もいらないし洗いやすいのですが,養生は難しいですね。

マキタの高圧洗浄機で洗ったのですが,排水が追い付かず,どんどん底受け皿に水がたまります。結局吸水バキュームを併用しました。

ルーバーやフィルター,ファンなど外せるパーツは外で漂白除菌洗浄。

洗浄後,組み立てている途中に気づいたのですが,ドレンパンの水がはけていません。洗浄機はすでに撤収済み。外側からパイプを吸引しましたが,完全に詰まっています。今度は家庭用の洗浄機を持ち込んでドレンを流してみましたが,通りません。

ドレンホース交換か?と冷や汗を感じましたが,室内機下にドレンホースの接続部がありました。ファンケースがあって触りにくい場所ですが,テープを剥がすと,ドレンパンからはスムーズに排水しています。この先が外に出ると一旦水平に近い経路になるので,その辺に洗浄時のカスが詰まったのでしょう。

弟が外からドレンホースクリーナーを使っているようで,通気しました。その後高圧でも流しましたがスムーズに排水します。というわけで,何とか収まりましたが,予定より時間がかかりました。4時間15分。パソコンを使って作業中の社員の方にも大変長い時間ご迷惑をおかけしました。冷房シーズンに酸っぱいニオイがするとのことでしたが,来年は快適にお使いいただければと願っております。

お支払いのとき,ご自宅のエアコンの相談も受けました。各部屋にダクトがある集中エアコンだそうです。他の家で見たことがありますが,天埋めのエアコンを箱の中に納めたようなもので,そこからの気流がファンケースに送られ,分岐したダクトで各部屋へという構成ですよね。見てみないと分かりませんが,たぶん無理ではないかと思います。どなたか挑戦した方がいますか?

せっかくのお話なのにスミマセン。K様,このたびもご用命ありがとうございました。

ryo:
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