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東芝洗濯機の分解クリーニング

自宅の洗濯機を洗いました。AW-70DE(W)、東芝2007年製。2014年に中古で買ってきて、何度も分解洗浄しています。1年に一度は洗わなきゃと思っているのですが、先回洗ったのは2023年9月。もうすぐ2年です。ときどき洗濯物にピロピロワカメが付くようになったので、お手入れの時期が来ています。

先日ズボンのポケットに500円玉を入れたまま洗濯してしまい、洗濯中にゴロゴロ音がするようになりました。パルセーターを外したのですが、その時は脱水槽の下に入り込んでいたのか見つからず、分解クリーニング時の課題になっていました。

分解クリーニングでは見つかってしまうだろうと観念したのか、今日はパルセーターを外した段階で見つかりました。洗濯機を分解クリーニングすると、硬貨が見つかることがあります。洗濯機の中にあることもありますし、排水溝に入っていることもありますし、洗濯機の後ろや下に落ちていることもあります。作業中に見つけたものは、明らかにゴミだと思うもの以外はお客様にお渡しします。

表面はきれいに見えても、普段見ないところは汚れています。これはパルセーター裏側。しかもはめ込む樹脂ブロックがあり、その中にも汚れがたまっています。

パルセーター裏側

洗濯槽も焦げ茶色です。

洗濯槽内部

先回洗った時、浴室のシャワー水流では汚れを剥がす力が弱かったので、外したものは外に持ち出して高圧洗浄機で洗いました。脱水槽ステンレス胴のヘリがぐにゃぐにゃです。東芝の場合、ステンレス胴が下部の樹脂円盤をがっちり加え込んでいます。上手な人は、(固定ネジを外した後)ステンレス胴を両手で持ち上げて、底円盤を蹴り下げて外します。やってみましたが無理でした。

そのため、マイナスドライバーなどでこじりながら、少しづつ外していくのですが、ステンレス胴も樹脂円盤もかなり傷みます。この重なり部分の汚れを落としたい場合は覚悟が必要です。

外海後出した部品

いきなり漂白剤を使うより。一度濡らしてから塗るほうが、セル構造のすみずみにいきわたりやすいです。そこですべてをいったん高圧で洗いました。

最初の水洗い

高圧洗浄の段階で汚れが落ますが、ほとんど変わらない場合もあります。そこに3倍程度に薄めた漂白剤を塗りつけます。しばらく置くと汚れは柔らかくなるので、2回目の高圧洗浄で気持ちよく落ちます。きれいになったように見えても、取り残しがないか、いろいろな角度から確認しなければなりません。そんなお手入れを経て、部品を屋内で並べます。きれいになりました。

漂白除菌洗浄後

洗濯槽も漂白剤で洗い、排水溝の弁を指で押して排水。

洗濯槽も漂白除菌洗浄

組み立ててしまえば、分解前とそれほど変わりはないのですが、きれいになった部品を組み立てた実感があるのでさわやかです。

ryo:
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