年末に2日いただいているN様邸。養蚕が盛んだったころの歴史のある家をリフォームして使っていらっしゃいます。
母屋から見て南東側に離れがあり、その一番端っこにトイレがあります。外で作業している時も使いやすいように設置されたものでしょうね。作られた当時は汲み取り型だったでしょうけれど、今は水洗です。小上がりに和式を設置して、男性も使いやすくしたこのスタイル、今は見なくなりましたね。井戸水を使っているのと、使用頻度の関係で乾いてしまうことがあることで、水際だけでなく、底面まで着色があります。
ちょっと時間があったので、削ってみました。道具は1枚刃です。「そんな削り方をして…」と誰かに怒られそうです。何度も刃を交換して、できるだけ角が当たらないように心がけます。
今年のクリーンEXPOのキクロンブースでもらった陶器用メッシュを使ってみます。これにはちょっと弱かったです。効率的だったのはピューミーでした。(もっとも当店が使っているのはAmazonで売っていた廉価版で、2020年に買った時は10本で700円しなかったと思います)。使っていると軽石の方もどんどん削れて、陶器のカーブに形がなじんでいきます。
さらにこすってクリーンで滑らかな面が出るまで磨き、仕上げにベストベット。まだまだ残っていますが、かなり明るくなったと思います。
来年もまた磨けば、少しずつ改善するのでは?