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エアコン取り替え工事

今日は予約が急きょ延期になったので,賃貸マンションに住んでいる義父母の家で,エアコン取り替え工事をしました。既存機は一応動くのですが,動作異常があるそうです。夏はエアコンが無ければ暮らせない,冬も暖房できれば助かる,ということです。現状急ぎの案件ではありませんが,安く買える今買っておくことを勧めました。

既存はAY-K22SX-W,シャープの1999年製,換気機能付きです。まだ両親が所沢に住んでいたころ,僕のエアコンクリーニングの練習を兼ねて洗った覚えがあります。換気機能が初心者としては強敵でした。基盤やモーターやファンは残したままでしたし,恐る恐る洗ったことを覚えています。

新規は富士通AS-A224Hで2014年製。先月ヤフオク!で送料込35,000円以内でゲットした新品です。当店がお勧めする富士通製。エアコンは冷暖房できれば良い,洗う時に洗いやすいものが良いという価値観で選んでいます。我が家にある2012年製と比べて,室内機外観はほぼ変わりませんが,人感センサーが右の底面にぽこっと出ています。(センサーライトのセンサーみたいな作りです)。横長のルーバーは1枚になり,やはり根元にばねが仕込んであります。冷媒はA32と書かれていました。

慣れないので既存撤去で1時間半でした。午前の来客予定を午後に変えてもらったそうですが,そのお客様が帰るころやっと試運転にこぎつけたようなわけで,朝10時から夕方4時半まで。お昼をごちそうになったりお茶を入れてもらったり。時間がかかりますし,まごつく場面もあるので,商売にはならないですね。

撤去で感じたのですが,シャープの換気機能のダクトは太く,ペアコイル以上の径がありました。なので,排気ダクトとペアコイルが並行している場所は,断面積のほとんどをダクトが占めていました。以前の住まいで配管穴を通すためだったのでしょう,ペアコイルの断熱材はギリギリまで締めつけられて,細管1本ぐらいのサイズです。エアコンの機能からすると本末転倒です。現在はダクトが細くなっています。太めなのはダイキンうるさらかな。

そんな新旧交代の室内機と室外機。室内側にモノタロウで買ったパテを使ったのですが,この光る感じ,見栄えが悪いですね。使い切ったらやはりイナバにしましょう。ドレンホースはちょっとだけ独立してテープ巻きすべきでした。わずかですが断熱材の色が出ています。

直前にスーパービバホームで配管セットとFケーブル4M巻きを買ってきました。プラブロックはせっかくなので新しいものを。据え付け板は数ミリ上にずらして取り付け。据え付け板の穴配置の関係で既存より左寄りになった気がします。ここの配管穴は,換気扇のダクトが通りそうなほど径が大きく,奥行きもあります。貫通スリーブも持ってきましたが,コンクリート断面でしたし,使いませんでした。

左横出しの配管の場合,室内機を掛けてから接続することが多いと思います。僕は狭い場所での締め付けは避けたかったので,据え付け板のマークを頼りに先に配管にくせを付けて置き,室内に引っ張り込んで,床の上で接続作業をしました。もちろんトルクレンチを使います。接続が終わって室内機を掛けるときは,義父に外から引っ張ってもらったのでスムーズでした。一人では大変ですね。

配管が外に出れば,壁にそって降ろし,室外機にスムーズにカーブするよう曲げていきます。80センチほど余分だった配管を切り,こちらはフレア加工します。加工の練習ならいいのですが,ナットを通さずにフレアを広げるという,お約束のミス。このおかげで2回目は美しい鏡面加工になりました。

断熱材は加工性を重視して切りすぎました。配管カットから3センチほどの後退だといいですね。いま書きながら考えれば,後からつけ足しても良かったんだと思います。真空引き15分,放置15分。(テープ巻きも終わっているし,漏れていたら大変です。心が折れるでしょうね)。

1日仕事になりました。歯医者の帰りに妻と息子も立ち寄りました。「新しいじゃん」。正確な感想ありがとう。

ryo:
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