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ダイキン船形(上下分割)エアコンクリーニング

電話でご注文いただいた小八木町のI様,普通機エアコンクリーニング2台のご用命です。

見せたいただけばダイキン製,そしてレアモデルです。10年ほど前にダイキンが作った上下分割のエアコン。壱徹さんが「舟形」と名づけました。絶妙なネーミングです。僕は富士通の構造が好きですが,たぶんダイキンはそれをいくらか念頭に置いて作ったのでしょう。一体成型のドレンパンが,モーターやファンと一緒にひとまとまりに降りてくる構造です。

1台目は2階の寝室設置,F28ETDS-W,2台目はキッチンに近いワークスペースに設置でF40ETDP-W,2004年製です。

まずは外観と構造。基本的には下半分が4本のビスで固定されています。それ以外に左右の爪,そしてこれが厄介なのですが,据え付け板へのかなりごつい爪2か所。写真では外れていますが,基盤ケースごとごっそり降ります。

この分解で有利だったのはI様邸の天井高。エアコン室内機上面ですでに2.5m,ですが,その上に0.5mの余裕があるのです!しかも水平ではなく傾斜面w。

こうして下半分が下りると,壁には熱交換器が残ります。富士通に近いでしょう? ですが,この熱交換器はかなり分厚い鉄板とウレタンを背負っています。構造は軽薄に見えるかもしれませんが,必要最小限の強度構成で組んである富士通設計の圧勝です。(独断です)。

そんな熱交換器は高圧洗浄,外したパーツは外に持ち出して隅々まで漂白洗浄します。良いお天気で紫外線殺菌も視野に入れます。

さて,1台目のドレンホースを外すのに大変時間がかかりました。ところが2台目は隠ぺい配管だったこともあり,手元で抜けるから楽だな,と感じたときには外れていて,大喜び。(ここに落とし穴がありました)。

それは置いておき,2台目の熱交換器。さすがに,設置場所や稼働率の高さから汚れが蓄積しています。

ファンやドレンパンの汚れ具合もなかなかです。

いい感じで進んだのですが,2台目のドレンホースを復元する時に,接続部分が短すぎる。なんとドレンホースにごっそり残っています。

こういう取り付け方法をした業者さんがいるんです。外れるリスクを過大評価したのでしょう。接着剤を塗ってはめるのです。最近のビス止めもやめてほしいけど,接着剤は最悪です。これ以外ないという良い発想の三菱電機製フック式を採用すべきです。

僕の印象では,接着剤の塗られた部分が劣化,あっさりその境目で欠けたのでしょう。人のせいにしてすみません。自分が悪いと思えば,そう書きますけど。

さて,Iさんには時間があればもう一台と追加のご注文もいただいたのですが,午後からの予定があります。2台目は丸裸のまま終了。ダイキンから下半分を取り寄せて,後日組むことでご了承いただきました。できればその時にもう一台も…

大変ありがたいお申し出なのですが,この数日で急に日程が埋まっています。まずは修理優先。その後最短で3台目をさせていただく方向でお願いいたします。

I様,このたびのご用命ありがとうございます。

お昼休憩中にダイキンに問い合わせたところ,明日部品が届くことになりました。ダイキンのカスタマーサービスは超一流です。

ryo:
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