先週お問い合わせくださったのは、安中市秋間にお住いのW様。Wさんも書いて下さいましたが、2021年に一度伺っています。2年半前に全面リフォームされたそうで、今回はエアコン2台をお願いしたいということでした。
お掃除機能がないと教えてもらったのですが、メーカー、型式、設置状況が知りたいです。床から写った室内機と、室内機下部に貼ってある銘板の写真をお願いしたところ、ばっちり写ったものが送られてきました。ご協力ありがとうございます。
ダイキン汎用機ですね。リビングがF56ZTEP-W、子ども室がF22ZTES-W、2022年製です。珪藻土壁面で、リビングの分は少々高い位置に設置されているとのこと。すぐ下にはかなり奥行きのある窓枠があり、丈夫なので手をついても大丈夫とのこと。
壁面に段差があるのですが、そのすぐ上に室内機という位置で、壁掛けオーバーホールができるのかどうか、やってみないと分かりません。
これはWさんが送って下さった写真(切り抜いてあります)。注文建築の雑誌に載っているような、とてもおしゃれな雰囲気のある写真です。
同じものを僕が撮ると、こんなに味気ない。
心配は杞憂に終わりました。左下で壁貫通の配管だったので、室内機がかなり自由になり、問題なく下部ボディーが降りました。実際のところ、熱交換器の支えがなくても落ちる心配がないという意味では、この段差が役に立っていました。
使用時間が長くなるので、リビングの分は内部の汚れが進んでいました。
漂白除菌洗浄でよみがえります。
洗い終わって組み立てる前に、外したものを並べてみました。エアコン「分解クリーニング」、そしてダイキンなので「壁掛けオーバーホール」工法です。最近は業界用語の「背抜き」という方が増えています。
1台目、試運転がうまくいきません。配線の色違いもないことを確認しました。ファンモーターのプラグを、別の端子に挿していました。道理で硬かったわけだ(恥
2台目は3段の脚立でもいい高さです。
室内機左斜め下に電球があり、危ないな~、でも明かりが欲しいし、と思っていたのですが、化粧板を抱えて脚立を降りるとき、いくらか前かがみになった頭で「パリ~ン!」、やってしまいました。外しておけばよかった、と思っても後の祭り。
Wさんにお詫びしたところ、Wさんも「位置が悪いな」、と感じていたそうです。不注意で申し訳ないです。
リビングに比べるとこちらの汚れは少ないです。熱交換器は洗浄後の写真。
ファンと下部ボディ。
だいたい2時間半ほどで仕上がりました。リフォームから2年経ち、そろそろお掃除を頼みたい感じだそうです。お風呂のタイル張り壁面を見せていただきました。給湯器リモコンパネルの下だけ目地に着色が見えます。内側からしみ出しているのでなければ消えると思うのですが。
お見送り付きで撤収。W様、再度ご用命くださりありがとうございます。