エアコンを中心に、たびたび声をかけて下さるT様。お盆前に問い合わせを下さいました。11月末ごろに、家中の窓とエアコンクリーニング2台(1台はダイキンお掃除機能付き)をお願いしたいと思っています、とのこと。
当店の窓のクリーニングは意外に時間がかかります。窓全体をお請けするとなると、1日で収まりそうなのは、お掃除機能がない方のエアコン1台までかなと思います。
その後、エアコンを優先したいということで、エアコン2台の注文をいただきました。
リビングエアコンの下にはテレビがあるのですが、テレビは避難済みでテレビ台も遠くまで移動済みです。ご協力ありがとうございます。
リビングのエアコンは毎年今ごろ洗っています。AN71XFPK-W、ダイキン2020年製。うるさらタイプだと室内機が20キロぐらいありますが、この分は12.5キロ。壁掛けオーバーホールにしたいので、このくらいだと助かります。
写真のマークした部分に、異変を感じました。ビスを隠すふたがあるのですが、ふたに緑青がにじんでいます。
化粧板を外した内側を見ると、微量の結露水が垂れた形跡があります。その原因は冷媒配管の断熱不良です。次の写真を見ると、ちょうどそのあたりが緑色になっています。隠蔽配管のため、室内機の内側、ちょうどこのあたりに配管継ぎ手があります。
外側から見た様子では、推奨された通りにテープが巻かれていますが、この内側がどうなっているのでしょうか。垂れた跡があるのですから見過ごせません。幸い時間には余裕があるので、Tさんに状況をお話しして、余分な作業をさせてもらいます。不織布を全部剥がしました。緑青が出るときって、何かしらガスが出るらしく、不織布(フショクフ)が腐食(フショク)してボロボロです。
中はこうなっていました。断熱材が全くない部分があります。本来あったはずの室内機側の断熱材を切り取ったのでしょう。断熱材は配管接続するとき邪魔になりますが、切り取るのではなく、袖まくりするように除ければいいのに。
偉そうに言っていますが、こういう時に使う補修材料がありません。上の写真の灰色の断熱材は粘着剤が仕込まれていて、こんな感じのがあればいいのですが。比較的近くにあるカインズホームに行って、発泡シートを買ってきました。断熱材がないところは二重にして巻き、外からかぶせるようにもう一枚。
断熱に加えて重要なのが気密性です。銅管に室内の空気が触れれば結露しますから、断熱してさらに密封します。粘着テープでがっつり巻くのがいいのですが、壁に近い部分もあり、自己粘着の配管テープで密封。
テープの外側も結露する場合に備えて、不織布を巻きます。微量の結露水なら、不織布が吸収して、自然乾燥します。そのための不織布です。
外したパーツに行きます。1年なので、汚れ具合は軽微です。
配管の手当をしていたので、乾燥の時間を取れました。
試運転まで行って12時半くらい。今日は店長一人対応なので、まあまあの成績です。Tさんのお宅のこのエアコンでは、フィルター掃除機能のフィルタ―送りに何度も不具合が出ています。昨年末にメーカー修理を呼んで、対策品に替えてもらったそうです。サービスマンが、「化粧板の上の爪、入っていない場所があるよ」と言っていたそうで、確認不足だった僕としては、お恥ずかしい限りです。
感触としてはフィルタ―も枠も少しコシが強くなった気がします。サービスマンは「これに替えれば心配ない」と自信満々だったそうですが、今回も向かって右側のフィルターにいくらかヨレが出ているような出ていないような。様子を見ていただきます。
お昼休憩後、2階に移動してパナソニックの汎用機。CS-228CFR-W、パナソニック2019年製、室内機重量7.5キロ。
左右に余裕があり、しかも隠蔽配管ですので、作業性良好です。右下にベッドがあり動かせないのですが、脚立は何とか立てられます。ベッドはTさんがブルーシートで養生済み。
自分で言うのは何ですが、この型式ならサクッと洗えます。
パナソニックの汎用機で、「風向きは上下のみ、ナノイーなし、WiFi受信なし」はとっても扱いやすいです。右側が壁に近くても問題ありません。パーツもかなり点数が少ないです。
1時間半ほどで試運転に入りました。お支払いにお土産をつけてもらって撤収。恐縮です。T様、毎度ありがとうございます。