年末に伺ったWさんから、お掃除機能付きエアコン2台もお願いしたい、とご要望がありました。型式と設置状況を見せてもらったので、正確にお見積りできますし、作業内容もイメージできます。
型式はパナソニック、CS-XS287C-W、2017年製とCS-EX257C-W、2017年製です。
今回CS-EXの右側が壁にピタッとくっついた設置です。この分は右側に基板のある型で、配管は右で壁貫通でした。ですので、室内機を取り外してのクリーニングでお見積りしています。
Wさんが寒いからと床暖をつけて下さいます。いえいえ、室内の作業ですのでご心配なく。使えるときはもう一台のエアコンを暖房にして作業させていただきました。
1台目がCS-XS287C-W、タイマーランプ点滅中。たぶんフィルター掃除の異常だと思います。お知らせを押すとH52。お掃除が終わって、しっかり組み立てれば直るかもしれません。
柔らかいフィルタ―を往復させながらホコリをかきとり、それをファンで外に吐き出す設計なのですが、このお掃除ロボットそのものが汚れていて、それをキレイにするのが大変です。払えば落とせるホコリならともかく、油分でねばついていて、カビが生えているという状態なので、電装を外して洗う必要があります。写真では見えませんが手前下が基盤で、分離しにくい作りです。弟がやってくれるのですが、気の毒になります。
熱交換器の汚れを防ぐためのロボットが付いているのに、熱交換器もかなり汚れています。そして今どきのエアコンはファンから汚染が広がります。
組み立てて、フィルタ―お掃除を試運転。問題なくノズルが往復しています。エラーも出ません。もっともより重要なのは空調するかどうか。室外機が元気に動き、暖かい風が出ます。1台目完了。
2台目の設置状況。ブラインドとの取り合いで壁に押し付けられたようですね。
外壁塗装の際に、ダクトもばっちりペンキを塗られていたので、継ぎ目の塗料を切って、力を込めながらも加減してダクトを外しました。壊れるかもとお話ししていましたが、何とか破損なしで外せました。
配管テープを剥がしていくと、なんだかべたべたします。室外機にガス圧のメモがあったので、何かしら問題を抱えているのかもしれません。
久しぶりにパイプカッターを使い液管、ガス管とも10ミリほど切ってフレア再加工しました。真空引き後、液管側を開放してからスプレーでリークテスト。密封できました。順序が違いますが、ダクト復元前。
室内機を降ろして、壁面はいったんこんな感じになります。おろした室内機と、基盤内配線取り回し。時間をかければ据え付けのまま基盤を外せるでしょうか?
パナソニックお掃除ロボット、従来のこの設計の方がお手入れしやすく思えます。
室内機を降ろせば、あらゆる角度から洗浄可能。汚れの取り残しが限りなく少ないです。熱交換器は温水ピアで高圧洗浄。そのほかのパーツは漂白剤を使った除菌洗浄です。
組み立て工場の様な過程を経て、室内機組み立て、配管再接続、真空引き、そして試運転。空調、お掃除機能とも復元しました。
これで安心して使ってもらえます。W様、以上ご報告いたします。このたびもありがとうございました。