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ワックスを塗る前に

7月はI様経営の薬局のお掃除が組まれます。6店舗の床材も汚れの状態も様々です。ナノテックシステムを取り入れてから、ワックス被膜が厚くならないように心がけています。

今回は弱アルカリ性の強力カーペットシャンプーを使ったのですが、それに加藤さんおススメのアルカリイオン水を添加しました。パッドはいつも通りタン(3000番)とマルチパッドです。ゆっくり磨くように洗浄すると、洗浄水が白濁してきます。黒くなるのは汚れが落ちているサイン、白濁するのはワックス表面を削っているサインです。減膜洗浄です。

土足歩行でも、塗ったワックスがすり減ることは少なく、ほとんどの場合、歩行傷で光沢が落ちている程度です。ですから毎回減膜することでワックスの層が厚くなるのを防げます。

白濁した洗浄廃水

この頃心がけているのは、ワックスを塗る前に什器備品を可能な限り復元することです。何か置いてあるということは、そこは誰も歩かないということです。

これが洗浄を終えた受付前の床です。

洗浄後

ワックスを塗る前に、ここまで戻してしまいます。

什器備品を復元

無駄にワックス層が厚くなるのを防げますし、ワックスの使用量も減ります。サスティナブルでは?と思いますが、いかがでしょう。

ryo:
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