ナショナルお掃除エアコン

足門町にお住いのK様のお宅で,ナショナルお掃除ロボ付きエアコンのクリーニングをしてきました。Kさんから最初にメールをもらったのが5日で,型式CS-63RJX2-Wと,12日が空いているのならお願いしたい,と書かれていました。

その後写真も送ってくださり,室内機の下部までで240センチあることが分かりました。写真を見ると,エアコンの上に明かり窓があるので,相当天井が高いことが分かります。通常は天井高が240センチですから,普段持ち歩いている脚立では足りないので,こういう情報はありがたいです。

朝ご挨拶すると,Kさんが友好的に出迎えてくださいます。クリーニング作業を楽しみにしていらっしゃった様子です。この型はたぶん今年で10年目ぐらいになるでしょうか。他社のエアコンクリーニングも一度経ているそうです。まずは外観。

CS-63RJX2-Wの外観

それにしても,笑ってしまうくらいほこりだらけのエアコンでした。お掃除ロボットのまわりは小さなかたまりになったほこりが圧縮されてかたまっています。お掃除ロボットの内側もほこりだらけ。熱交換器に張り付いたほこりはフェルトのような厚みがあります。Kさんもご夫婦でご覧になりながら,お掃除機能付きって言っても駄目だね~となんだか楽しそうでした。

お掃除ロボットのまわりのホコリ本来きれいなはずのロボット内側熱交換器

ちょっと気になったのは,配管接続部分。結露で腐食しているのでしょうか。断熱テープもぽろぽろに崩れています。

配管接続部

それでは,熱交換器洗浄中を含め,クリーニング後の画像に行きます。

熱交換器洗浄中クリーニング後

お掃除フレームの洗浄後。

クリーニング後

ファンとドレンパンの洗浄前後。

ファンとドレンパンクリーニング後

そしてもうすぐ完成の様子。

クリーニング後

ですが,今日は復元に手間取りました。①お掃除フレーム内に1本配線を抱き込ませてしまい,基板内の復元で気づき後戻り。②右側の化粧板がなぜかはまらないと思ったら,配線経路が間違っていて,基板が幾らか手前に出ていることが判明。ここまでで4時間。ところが,③ギヤムービングの真ん中のアームの位置が違うことに気づきました!

Kさんにお願いして休憩をもらいます。頭を冷やす時間が必要です。③の件は,かなり深い部分での修正ですから,完全な後戻りも覚悟したのですが,左右4枚の化粧板を外すと何とか触れることが分かりました。ギヤムービングを連動させている鉄棒を抜き取り,アームの位置を合わせて差し込めば完了です。

外は温かくなりましたが,まだ汗をかくほどではありません。お掃除エアコンクリーニングのご注文は暑い時期以外にお願いしたいです。

冷えた飲み物を頂戴して撤収。K様,長い時間お付き合い下さり,ありがとうございました。

2 Responses to “ナショナルお掃除エアコン”

  1. 高橋英紀 より:

    この型式は、フロントグリルにフィルター清掃中などを表示するLEDランプ他電装系が付いているので、いつもの作業の流れでうっかり洗剤や水をかけてしまわないように注意が必要ですね。RyoさんやSeiさんはそんなドジをしないと思いますが、自分は一回やってしまいました 笑。

    • ryo より:

      フロントグリルは気を付けます。

      僕はギアムービングが苦手で,だいぶ慣れてきたと思っていたのに,この時は失敗しました。

      実はその後,ルーバーが閉まらないという連絡があり,再度訪問して修正してきたという経緯があります。

      洗いたいものに付属するパーツ類は,簡単に脱着できるものにしてほしいです。

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