秋開催だった一昨年(2023年)、初めてF1グランプリ観戦のため鈴鹿サーキットに行きました。昨年は日本グランプリが春開催になり、母親の引っ越しや学校行事などで日程的に難しく現地観戦は見合わせました。
今年の日程は4/4(金)、5(土)、6(日)で、「行ける!」と思ったので昨年10/13(日)のチケット発売時に観戦券をゲット。と言っても西エリア券というのはかなり後からでも買えるチケットなのですが。
チケット発売時にパソコン操作でミスをして、待機室に2重エントリー。早く入れた方はエラー。2つ目のエントリーは1時間半待ち。実際にはもっと早く順番が来たのですが、駐車場チケットが売り切れていました(涙
つい最近になってヤフーオークションを見たら、株式会社HIROMAJA鈴鹿店がお手ごろな値段で駐車券を販売しているのを見つけ、無事購入できました。位置的にはメインゲート、シケインゲート、スプーンゲートが近くて、西エリア観戦にはいい場所です。お店の方はみんな、とても気さくで親切でした。
話は変って、レーシングブルズと角田選手を盛り上げたいので、濃い水色のレーシングブルズキャップを注文しました。3/20に注文したのですが、なかなか手間取っていて間に合わないかと思いました。それに、角田選手はレッドブルに昇格しました。喜ばしいのだけれど、なんか複雑。
4/4(金)出発前に届きました。しかし・・・届いたのは、ヤンキースのキャップ。なぜか緑色とアイボリーの2つ入っていました。
注文確認のメールを見返しましたが、僕が注文したのはこれ。(HPから)
ということで、一昨年かぶっていた、HONDA(2輪)の白い帽子をかぶっていくことにしました。
大急ぎで車に荷物を詰め込みます。今回は車中泊用の板を持って行きます。車のシートは山あり谷ありで、長時間寝ていると腰が痛くて目が覚めます。この板があれば、快適とは言わないまでも、良く寝られるはずです。
日付が5(土)になるころ、鈴鹿に着きました。息子は朝6時半にメインゲートに並んで、ドライバーズステージを最前列で見るんだそうです。僕も老骨に鞭打って付き合うことにしました。ちなみに、板敷きの車中泊はまあまあだったものの、今回は寒くて目が覚めました(涙
メインゲートは7時に開き、待機所まで入ります。8時になるとロープがなくなり、ファンゾーンへ行けます。僕たちは観覧車の下で待機したのですが、ファンゾーンに行きたいのだったらGPエントランスで待つべきだったようです。
それでも何とか20列目ぐらいには行けたのではないでしょうか。8時25分、おお!マックス!おお!ユーキ!
ステージ終了後、ユーキはステージから写真を撮り、観客をバックに自撮りもしていました。体育座りで全体の様子が分かりませんでしたが、ステージから見ると広場はスタンド裏側にいたるまで、身動きができないほどの人が集まっていたそうです。
11時半からFP3が始まりました。今回は一番奥まった場所にある西ストレート中間のO席に行ってみました。やはりテレビで見るのとは違います。空気を引き裂く低い周波数の轟音とともに近づいてくる車体は、あっという間に視界から消えて行きます。
マクラーレンが速いと言われていますが、タイムでは下位になりがちなキックザウバーやアストンマーティンだって、速い速い。
世界で20人しかいないF1ドライバーで、しかもトップを争えるレッドブルHONDAに所属する角田選手。みんなで応援しよう!
後日談:角田選手は予選がうまくいかず、15位(決勝のグリッドは14番手)で、決勝は12位で終えました。それでも、乗りこなすのが難しいと言われているレッドブルRB21にぶっつけ本番で乗って、FP3まではフェルスタッペン選手に近いタイムだったのですからただものではありません。
フェルスタッペン選手は予選の最終盤に気迫のこもった走りで1,2位につけていたマクラーレンを上回り、ポールポジションを獲得。決勝も走行性能の上回る2台のマクラーレンをねじ伏せ、一度も抜かれることなく優勝しました。決勝後に、これまでになく喜ぶ様子やコメントなどから、HONDAへのリスペクトと愛が感じられました。HONDA本拠地の鈴鹿サーキットで、「HONDAエンジンを載せて走る最後のレースを優勝で飾るんだ!」という強い意思が天に通じたのだと思います。
また、このグランプリではルーキーが活躍したのですが、レーシングブルズHONDAのアジャーが予選7位、決勝8位入賞と大健闘。初戦オーストラリアでグリッドに並ぶ前にクラッシュして号泣した時とは別人でした。おめでとう。