大好きな富士通エアコンクリーニング

昨日午後,HPの案内で空いているという情報をもとに飯塚町のK様からエアコンクリーニングのご注文をいただきました。お昼ぐらいまでに注文が無いと休みにして事務所作業のモードになりますが,HPの情報を見てのご注文ですからありがたくお受けします。

最近引っ越してきたアパート備え付けのエアコンで,富士通の2007年製とのこと。「やっておいた方がいいかなと思って」とおっしゃいます。富士通2007年製のエアコンなら,こちらとしてもぜひやらせてほしいです。

そんなわけでやる気満々で伺いました。2LDKのお部屋で,まだ開いていないお荷物もある感じ。今回クリーニングしたいエアコンのある部屋はほぼ空室状態です。お湯をもらうキッチンも,洗い場のお風呂も広々としていてアクセス良好。ご在宅ではこれ以上ないという好条件です。

試運転するとたばこのにおい。壁紙は新しく,エアコンの表面やフィルターはキレイですが,外側だけ拭きましたという感じが分かる状態です。ですがアパートの入退去ではこれが現実です。

Kさんはたばこを吸わないそうですが,お父様が喫煙者だったので,ニオイはそれほど気にならないけれども,ファンを触ると黒い汚れが付いたのでクリーニングしようと思ったそうです。こうして,気になる方は自費でクリーニングされるんですね。本来,賃貸物件の現状回復時に,備え付けのエアコンは内部洗浄して引き渡すべきだと思うのですがいかがでしょうか。

さて,今回は富士通のエアコンがどれほど洗いやすいかということに重きを置いて写真を撮っています。クリーニングのビフォーアフターとしてはいまいちなのですが,作業前後はKさんに確認していただいており,たばこのニオイもすっかり消えて,我ながら満足な仕上がりでした。

まずは構造です。フルカバーの化粧板を外して,基盤ケースからの配線で必要最小限を外します。Fケーブル,センサー2種,アース,ドレンホースです。それから熱交換器とドレンパンをつないでいる4本のビスを外すと,ドレンパンが基盤ケースごとごそっと外れるのです。見て下さい。簡単に外せる基盤ケース付きドレンパンと,壁に残った丸裸の熱交換器。

富士通のエアコン,分解しやすい設計です

そして降ろしたものも,洗いたいものと基盤ケースに簡単に2分割します。ダイキンみたいに爪で噛んだりしていないので,ビスを外せば簡単に分解します。

僕が富士通のエアコンの宣伝担当なら,ここをアピールします。富士通エアコンは,壁にかけたままでこんなに分解できます。他のメーカーはフィルターお掃除機能をアピールしていますが,実はその機能が付いたエアコンも洗う必要があります。ですから,通常の分解でどこまで露出するかが非常に重要です。当社のエアコンは通常の分解でここまで露出しますので,分解洗浄すれば,ほぼ100%洗い残しがありません。

不完全なフィルター自動掃除機能にお金を払いますか? それとも分解しやすいエアコンを選んで,定期的に人の手で洗いますか? どちらがいいかはお客様の判断ですが,どうぞ実際の画像で比較してください…

富士通の2004-2008年ぐらいまでの設計は,基盤周りも優秀で僕はぞっこんです。なぜその後もこの設計を踏襲しなかったのかと思うくらいです。

基盤周りも分解しやすい優秀な設計

というわけで,これまでの写真はビフォーアフターになっていません。化粧板と熱交換器はなんとか比較写真になるので掲載させていただきます。

富士通エアコンのクリーニング前後

Kさんには,ニオイを確認して下さいと申し上げたのですが,パーツがキレイになったのを見ていたので,ニオイがしなくて当たり前と予想しておられた様子。ニオイは手強いものという認識の私どもとしては,嬉しいような,ちょっと力が抜けるような。それだけ信頼して下さっているということですから,ありがたい話です。

K様,このたびは私どもにご用命くださり,ありがとうございました。

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